医学で患者を診断・治療する場合に、患者自身の病状を重視することで病因を探ろうとする形態をいいます。社会福祉の個別援助の場合、問題を持った利用者自身が動機を持ち自ら希望して援助を受けるような形態が伝統的でした。しかし実際には、利用者の生活や環境も関係しているため、対象や機能を幅広く考慮しなければ実効性のある援助に結びつきません。そのため、現在伝統的な「医学モデル」に反省・批判が加えられ、「生活モデル」の実践体系化が模索されています。 (参考)生活モデル
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