前立腺内に発生した良性の腫瘤性の病変をいいます。主に尿道に面した前立腺の移行領域から多く発生するため、尿道が圧迫され排尿にかかわる症状が現れます。原因は不明ですが、発生頻度は40歳代から加齢とともに増加し、60歳代の男性のおよそ50%が罹患するといわれています。初期には、尿の出始めまでに時間がかかる、尿の勢いが弱い、夜間の頻尿などの症状があり、さらに進むと残尿から閉尿、水腎症、尿毒症に至ることもあります。薬物療法や手術によって治療します。
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