血液を造る骨髄の機能が弱まって起こる貧血です。赤血球が減少するので疲れやすいなど貧血の一般的な症状が見られますが、再生不良性貧血では白血球や血小板などの血液成分も減少してしまいます。血小板は血液を固めるのに必要なので、出血や内出血が起きやすくなります。白血球は細菌などの感染を防ぐのに必須ですから、発熱や喉の痛みなど風邪のような症状が見られることもあります。高齢者は造血機能も衰えるため再生不良性貧血に近い状態になることがあり、注意が必要です。
この内容の不備な点を報告する
内容での疑問や不明な点、誤字などございましたらお手数ですが介護110番宛にメールでお知らせ頂けますようお願いします。