内視鏡手術
内視鏡を用いて行う手術の総称をさし、傷が小さいため痛みが少なく、手術後の回復が早いことが特徴です。手術は、病変部のまわりの皮膚を2〜3ヶ所、切開(各1cm前後)し、1つの切開部から内視鏡を、他の切開からは手術に使うメスや鋏、鉗子などの器械を挿入します。小型カメラが映すテレビ画面を見ながら、体外からメスなどを遠隔操作して手術を行います。内視鏡手術は、消化器外科や胸部外科、婦人科、泌尿器科などの手術にも応用されています。しかし、細かい作業のため直視下手術に比べ手術時間が長くかかることが欠点です。