全身性強皮症

全身皮膚の硬化やレイノー現象をはじめとして、肺、食道、腎臓などの内臓臓器に障害が出る膠原病です。皮膚硬化が肘部から末梢に現れるものと、肘から中枢に現れるものがあります。指先の潰瘍は二次感染を伴いやすく、日常生活に支障をきたす場合が多く、患者は苦痛を訴えることが多い症状です。また爪上皮の延長、爪郭部の出血点、爪甲の色素線状などはレイノー現象に伴って見られることが多く、強皮症の早期診断に重要です。内科的な病変としては食道蠕動(ぜんどう)運動低下、逆流性食道炎、便通異常などの消化管病変、肺線維症、肺拡散能の低下、肺高血圧症等の呼吸器症状、強皮症腎などがあります。比較的頻度の高いものとして、階段昇降時の息切れ、空咳、不整脈、吐き気、胃部不快感、便通の異常筋肉痛などがあります。

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