全身性エリテマトーデス

10〜30代の若い女性の発症が大部分を占めますが、高齢者の発症が見られることもあります。紫外線の曝露(ばくろ)、ストレス感染症などが基での発症が多く見られています。また、抗不整脈薬、抗結核剤、向精神薬、ピルなどの薬剤により誘発される場合もあります。臓器病変としては腎病変をはじめ、肺、胸膜病変、心膜炎、リンパ節腫大、消化器症状、関節症状、精神神経症状などがあります。抗リン脂質抗体との関連性が考えられている脳梗塞や舞踏病様症状、習慣性流産なども見られます。皮膚や腎臓には免疫グロブリンの沈着が見られます。皮膚症状は、蝶形紅斑、円板状皮疹、光線過敏、口腔内潰瘍などがあります。抗リン脂質抗体症候群では皮膚潰瘍血栓症なども見られます。重篤な患者に見られる皮膚症状としては、紫斑、血管炎・皮膚潰瘍、皮内結節型などが多いことが報告されています。

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