入浴拒否
介護の必要な状態の人が、入浴を嫌がること。介護拒否の中で最も多いとされています。このような場合は無理に入浴させるのではなく、拒否する真の理由を探ってそれに応じた対応で入浴を促していきます。拒否する理由として考えられるのは、特に女性に多いとされる介護してもらうことへの負担感、他人に服を脱がされることへの抵抗感、自分ひとりが裸になることへの抵抗感や不安感が考えられます。この場合の対応としては、ヘルパーが一緒に裸になって入るなどがあります。また、施設での場合はスタッフとの相性の問題などもあるので、さまざまな理由を考えて対応していくことが必要です。