入浴介助
入浴する時は、食事の直後や空腹時は避け、先に排泄をすませておきます。湯温は40℃程度に保ち、冬場は浴室や脱衣所を22〜25度に温めておきます。なお、入浴は体力を消耗するため、持病がある人は医師に確認してください。
入浴の方法は、1:湯温を確かめてから、足下から全身にお湯を掛けます。2:なるべく自分で洗ってもらい、麻痺のある部分、脇の下、背中など洗いにくい部分は手助けします。3:浴槽に入る時は、浴槽と同じ高さの台や手すりなどを利用し、そこに腰をかけてから入ります。浴槽への出入りを介助する場合は、必要に応じて腰に入浴専用ベルトなどを巻いて身体を支えます。また、麻痺がある場合は麻痺のない側から入り、麻痺側から出ます。4:浴槽から出たら、掛け湯をするか、シャワーを浴びます。5:椅子に座って湯冷めしないように肩にバスタオルを掛け、身体の水分を拭き取ります。6:拭き終わったら、手早く着替えます。