排便したいと自覚すること。食べ物を口に入れると、胃結腸反射と呼ばれる反応が起こって胃や腸が強く動き出し、さらにS状結腸から直腸に便が送り込まれて脳に「便を出したい」という信号が送られ、「便意」が起きます。「便意」を感じた時が直腸が反射によって収縮したがっている時なので、腹圧の弱い高齢者が自然排便を行うには、この排便のタイミングが非常に大切です。「便意」を訴えたらすぐにトイレに誘導することが、高齢者の排泄ケアには重要になります。
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