自分の体に危害を加えられるという妄想のことをいいます。パーキンソン病患者では治療薬によって生じることもあるといわれています。原因の多くは心因性によるもので、性格的には慎重で猜疑心が強く、邪推しやすいなどの指摘もあります。痴呆による妄想とひとくくりにするのではなく、高齢者の心理状態をふまえて考えることが必要です。体力の衰え、生活環境や人間関係の変化などに関係していることも多いことから、生活の中に原因がないかを注視するようにします。
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