指でなにかを指し示そうとして、その動作の終わりに手がふるえることをいいます。血管性痴呆による梗塞などで運動神経系が失調されると現れやすく、とくに小脳性失調症に伴う症状としてよく見られます。高齢になると筋力が低下し、特別な疾患がなくても手や指がふるえることがあります。これも振せんのひとつで、老人性振せんといいます。力を抜いた姿勢では問題ありませんが、空中で手を静止させるとふるえだしたりします。
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