介護食品
介護食品→ユニバーサルデザインフード 高齢者を対象として食品メーカーが開発した食品で、熱湯で温めるレトルトパウチのものと、電子レンジで温める冷凍のものがあります。嚥下障害を考慮して、飲み込みやすいよう、とろみのついたものやペースト状のものから、舌でつぶせるよう工夫された刻み食状のものまで、さまざまな種類があります。現在ではそのメニューもおかずから丼もの、麺類、デザートまで幅が広がり、高齢者に好まれるような味付けや見た目にも工夫がなされてきています。また、高齢者用に調理した食事全般をこう呼ぶこともあります。2002年4月にはメーカー39社による「日本介護食品協議会」が発足。介護食品を「ユニバーサルデザインフード」と名づけ、各社バラバラに表示されていた食品の形状や軟らかさに、統一の規格基準(4区分)を設けました。