介護予防
高齢者が寝たきりや痴呆にならないために、介護を必要としないように予防すること。要介護になる原因は一般に生活習慣病が多いとされてきましたが、高齢による衰弱や転倒・骨折といったものも多いことから、運動などによって筋肉をつける「介護予防」にも注目が集まっています。特に転倒は寝たきりになる主な要因になるので、転倒を予防することは「介護予防」に直結しているといえます。「介護予防」の手法としては、身体機能低下予防や痴呆予防、低栄養予防、失禁予防などがあります。同時に、介護の必要な高齢者を増やさないことで、介護保険料の上昇を抑える効果も期待されています。