その人が持っている体力・生理機能の最大の能力と、通常使用時の能力の差を予備力といいます。人間の身体は、普段の生活においてその能力のすべてを発揮しているわけではなく、余力を持っています。高齢者の多くは日常生活に必要な体力は保持していますが、余力がありません。予備力が低下すると(余力の不足)、いろんな環境変化への適応が弱くなり、肉体に負担がかかると、回復するのに時間がかかり慢性化しやすくなります。
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