中間施設
高齢者の医療と福祉のサービスをあわせたケアサービスを提供し、家庭での生活が少しでも継続できるように在宅ケアを支えることをめざす老人保健施設のことです。これは、高齢者自身やその家族から、単に医療だけまたは福祉だけのサービスではなく2つをあわせたケアサービスへの期待が高まってきたことを受けて国が打ち出したものです。昭和63年には、利用者が自立した生活を営むことを支援し、家庭復帰を目指すとともに、施設は明るい家庭的な雰囲気を持って地域や家庭との結びつきをめざすことを基本理念に本格的に実施されるようになりました。