不安神経症
はっきりした理由も無く漠然とした不安に襲われ、さまざまな身体症状、動悸、冷や汗、呼吸困難、胸のつまったような苦しさといった不安発作を起こします。また、いつどこで発作が起きるか分からない、発作が起きたらこのまま死んでしまうのではないかという予期不安から、電車やバスに乗れなくなったり、心をコントロールできない状態になります。重症になると行動範囲が著しく制限され、家から出られなくなったり、日常生活(例えば入浴する)さえ困難になってしまうことがあります。しかし身体のどこかに異常があるわけではなく、不安の理由も理解できていません。疲労や精神的ストレスが引き金になることがあり、比較的女性に多く見られます。