呼吸によって一酸化炭素が体内に入ると、それが血液中のヘモグロビンと結合して一酸化炭素ヘモグロビンとなり、頭痛や深昏睡などの中枢神経系の障害を引き起こします。血中の一酸化炭素ヘモグロビンの量が増加するにつれ重症となり、肺水腫、腎障害なども合併してきます。空気の流通の悪いところで、炭火や燃料用ガス、石油などが不完全燃焼したとき、あるいは自動車の排気ガスの吸入や炭坑事故などが、一酸化炭素を発生させる原因となります。
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