グループアプローチのひとつのテクニックです。認知症(痴呆)老人の見当識障害を正しい方向に導くことによって、現実認識を深めさせようとするものです。一般には同程度の認知症(痴呆)老人4名ほどのメンバーで、1日に1?2回(計16回)会合し、名前や年齢、時間、場所、日時、人物の名や物の名称などを繰り返し質問して、生活状況を認識できるよう訓練します。この方法は一方で、「できない自分」を本人に突きつけることになるためそのあたりの配慮が必要です。
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