室伏君士名誉院長(国立療養所菊地病院)が痴呆老人の心を重視し、その介護法をわかりやすくまとめたものです。老人の人間的な魅力を認識し、晩年の今を大切にしてあげてほしいという思いが前提にあります。生活面では、介護者は老人にとってなじみのある人間関係と環境を与え、孤独感を感じさせず必要以上の寝たきり生活をさせないと示しています。精神面のケアには、老人の言動を受けいれ理解し、理屈で説得するのではなく共感し納得しあうことにポイントが置かれています。
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