メタボリックシンドローム(代謝症候群)
内臓脂肪症候群ということもあります。動脈硬化などによる血管の破綻、閉塞などを起こす人には、共通の症候がいくつかみられることが分かっています。それらは、いずれも糖や脂肪などの代謝がうまく行われていないことを示すものなので、まとめてメタボリックシンドロームと呼ばれるようになりました。明確な定義はありませんが、日本では、腹部の肥満(男性85cm以上、女性90cm以上)に加えて、高中性脂肪(150mg/dL以上)、高血圧(上 130以上、下 85以上)、高空腹時血糖(110mg/dL以上)という3つの危険因子のうち2つがあればメタボリックシンドロームと診断されます。