もっとも古くからさまざまな感染症に使われてきた抗生物質です。1929年にイギリスの細菌学者が発見し、1940年代より実用化され広く感染症の治療に使われるようになりました。特に、ブドウ球菌や溶連菌、肺炎球菌などに対し強い殺菌作用があります。熱やのどの痛みを伴う風邪、扁桃炎、気管支炎、中耳炎、ものもらいなどに用います。一部のペニシリンは、胃潰瘍の原因菌「ピロリ菌」や、大腸菌の除菌などにも有効です。副作用は比較的少ないです。アレルギー体質の人は服用に注意が必要です。
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