プライバシー
個人の私的生活は、住居を中心に家族や親しい友人との親密な関わりをもって営まれます。こうした私生活の尊重がプライバシーの権利です。私事をみだりに公開したり干渉されない権利、最近の情報社会において、自分についての情報をもつ機関に対して情報の公開や訂正、削除を求め、情報の流れを自分でコントロールする権利が認識されてきています。病院においては心理的影響を与え、治療に悪影響をおよぼしかねないとして、情報提供をしないことができましたが、個人情報保護法の成立により2005年5月からカルテの開示が法制化されます。