おもに中・高年期に発病する慢性進行性の神経変性疾患で、特定疾患治療研究対象疾患のひとつです。四肢のふるえと筋肉のこわばり、動作緩慢が特徴的で、身体の片側に始まって徐々に全身におよび、やがて寝たきりになることが多いです。原因は不明ですが、脳内の運動機能をつかさどる細胞の変性委縮によって神経伝達物質のドーパミンが不足し、機能障害が引き起こされます。有病率は人口10万人あたり約60人、50歳以上の人口では約1%の頻度です。
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