パーキンソン体操
薬物療法とともに、パーキンソン病の治療の基本となる2大柱のひとつとして考案された体操です。筋肉の衰えを防ぎ、関節の動きを維持するとともに、症状を改善する効果的な方法とされています。具体的には、うつ伏せになる方法でパーキンソン病特有の前かがみの姿勢を矯正したり、同病によって消失されてしまう身体のひねりを取り戻すために自分の身体をタオルに見立ててしぼるようにひねる体操があります。また、一人でできる体操のほか、からだのひねりを取り入れた体操を何人かで一緒に楽しみながら行うものもあります。