パーキンソンロード
パーキンソン病者が身体の機能を回復するため、階段に似た状態をつくるという訓練方法です。パーキンソン病者の場合、何もないところでは足が止まってしまうのに階段なら昇れたり、障害物がある方が容易に乗り越えられたりというようなことが少なくありません。そこで、得意なことを利用する、つまり階段を登る能力をうまく利用したものがこれです。家の廊下などにカラーテープを階段と同じかやや広めの25cm幅くらいの間隔で、進行方向と直角になるように貼り、テープとテープの間に足を出し入れしていくことで、歩く機能の回復につなげます。