ソーシャルインクルージョン
人々が健康的で文化的な生活が営めるよう、自立生活上なんらかの支援を必要としている人々を社会の構成員として包み込んでいく考え方をいいます。これは、それぞれの個性が十分に尊重されるような多様な価値観を許容することのできる社会であるということを前提に、誰も差別されたり排除されたりしない相互共生的な社会が構築されることが重要であるという考えに立っており、真のノーマライゼーションの姿ともいえるものです。イギリスやフランスなどのヨーロッパ諸国では、近年の社会福祉の再編にあたっての基調理念とされています。