スローピング
坂道や階段などのスロープ(傾斜)を利用して、筋力や心肺を鍛える運動法のことをいいます。自分の体力に合わせて運動の強度を調節できるため、高齢者の筋力強化に適しており、注目を集めています。また、普段使わない筋肉を使ってバランス能力を高めるため、転倒防止の効果もあります。この運動法は、坂道や階段を前向きまたは後ろ向きで、手すりを持ちながら上り下りします。特に、後ろ向きでの階段の上り下りは注意が必要で、はだしか滑り止め付きの靴下をはいて、階段を踏み外さないように足元を見ながらゆっくり下りてください。