ストレス耐性
ストレス状態に対する強さのことを“ストレス耐性”といい、その強さには個人差があります。ストレスの感じ方には個人差があり、大きく“模範生型”“自分勝手型”“うなずき型”“取り越し苦労型”の4タイプに分類できます。模範生型とは、まじめで几帳面なタイプ。責任感が強く、努力家で妥協知らずの完璧主義者で、最もストレスを感じやすい人です。自分勝手型とは、頑固で厳格なタイプ。他人の失敗が許せず、怒りがストレッサーになります。自分の思いのままにならないと気が済まないわがままな人や、何でも頭ごなしに決めてかかる人などが当てはまります。うなずき型とは、内向的でおとなしいタイプ。嫌なことでもはっきりと断れず、後になって悩んだり、自己嫌悪型に陥りやすい人です。取り越し苦労型とは、心配性のタイプ。心の休まる暇がなく、他人に気を遣ってばかりいる人です。なお、これらの人たちは、人一倍ストレスを感じやすいため、病気につながる恐れがあり、日頃からストレス対策が必要です。