ジャーゴン失語
言い間違えや文法が乱れる高度な言語障害のことをいいます。アルツハイマー病型痴呆として言語機能が低下していきます。言語に関する障害は、ものの名前を忘れ、「あれ」などの代名詞で指し示すようになることから始まります。その後、話し言葉から衰え始めていきます。言葉の理解力も乏しくなり、聞き返すことも増えるため難聴と間違われることもあります。文脈の通らない会話になるので、聞いていても理解できないことが多くなります。個人差はありますが、話し言葉が大きく乱れるようになっても、言葉を理解する機能は保たれる傾向があります。