ウォーキングのポイント
1.目線を5〜10m先に向けること。常に、目の位置と同じ高さにある目標物を見るようにして進みます。
2.肘を曲げて、コンパクトに腕を振ること。手を心臓の高さに置くと、血液の循環が良くなります。また、腕の振りを速くすると、自然に足も速く動きます。
3.膝を伸ばして歩くこと。膝が曲がっている場合に比べて、歩幅が無理なく広がります。
4.踵(かかと)から着地すること。着地後、脛(すね)の筋肉を使って、足の裏で地面をつかむような気持ちで、踵から爪先にゆっくり重心を移動させます。
5.爪先に重心を残すこと。踏み込んだ時に、反発力で腰が前方へ押し出され、歩幅が広がるとともに、背筋が伸びて姿勢が良くなります。
6.左右の足の間隔を保つこと。踵は握りこぶし1つ分、爪先は2つ分ほど開きます。左右の足が近づき過ぎることなく、それぞれの直線上に足を運ぶ意識で歩けば、身体に負担の少ない歩き方ができます。
7.呼吸のリズムを保つこと。歩調に合わせて、“吸う、吸う、吐く、吐く”のリズムで呼吸をすると疲れにくくなります。