アルコール離脱(症候群)
大量に飲酒している人が、急な酒量の減少や断酒した後にあらわれるさまざまな精神・身体症状のこといいます。継続的な飲酒で保たれていた生体のバランスが、アルコール摂取の減少・中止することにより崩れて起こります。 離脱後早期には、手指のふるえ・頭痛・動機・発汗などの自律神経症状や不眠・不安・焦燥感などの精神症状があらわれます。そして離脱けいれん発作が起こります。離脱1?2日後、全身の大きなふるえや幻視幻聴を伴う離脱症状があらわれます。離脱せん妄が数日間続いて睡眠にはいり回復します。 (参考)離脱症状