リン酸モノエステルを加水分解する酵素のうち、アルカリ側に活性を示すもので、ほとんどすべての臓器組織に分布しますが、なかでも骨・小腸・肝臓・胎盤に多く含まれています。 特に肝内胆管上皮細胞内に多く存在し、胆汁鬱滞の刺激により生合成亢進が起こるため、その血中濃度は肝疾患の指標として利用されているほか、胆汁流出障害の有無、骨の増殖状態、肝機能、胎盤の機能や、腫瘍マーカーとして、多くの目的で測定されています。
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