むずむず脚症候群
むずむず脚症候群→レストレスレッグ症候群→RLS 睡眠障害のひとつで、レストレスレッグ症候群、RLSとも呼ばれます。夜の睡眠に入ろうとする頃に、足がむずむずして落ち着かなくなったり、かゆくなったり痛くなったりして、じっとしていられない症状のことです。寝返りをしたり足を軽く動かすことで症状は収まりますが、じっとしていると再び落ち着かなくなり、なかなか入眠することができません。また、睡眠中に症状が起こり、目が覚めてしまうこともあります。そのため、十分な睡眠がとれず、睡眠不足になってしまいます。日本ではおよそ130万人程度の患者がいるとされていますが、実際に治療を受けているのは2万人程度です。医師の中でもこの症状に対して認識が十分でないこともあり、現時点では十分な治療法は確立されていません。この症状になった場合、治療するというよりは不眠にならないように薬を服用することになります。じっとしていると足のひざから下にむずむずと不快感が起き、睡眠が十分に取れないと感じたら、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。