歩こうと思ってもなかなか第一歩が踏み出ず、床に足の裏が張り付いているように床をすりながら歩く状態をいいます。このため上半身だけが前に傾いて転びそうになります。パーキンソン病の無動症候の1つです。前頭葉に障害を起こした人にもみられます。治療としては、平行棒や歩行器・L型杖を使っての歩行訓練を行います。歩く前にその場で足踏みをすることや床のタイルをまたぐように歩くことも効果があります。薬剤治療は困難です。
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