うつ伏せ体操
パーキンソン病の患者に効果的な機能回復運動で、一人で姿勢を矯正することができます。パーキンソン病者は関節のほとんどが曲がることで前屈みの姿勢をとるようになり、長くこの姿勢でいると肺が圧迫されて肺活量が低下する恐れもあります。そのため、このような姿勢を矯正する方法として考えられたのが「うつ伏せ体操」です。うつ伏せになるだけで自然に体の関節が伸びて肺も広がるので、1日1回行うとよいとされています。また、両腕は開いて床から浮かせるようにするとさらに効果がありますが、足首だけは立てて矯正するようにします。
