No.5912 1月前から同居の75歳父。アルコール依存が止められず、転倒ばかり

No.5912は質問(相談内容)で、それ以外は回答(相談内容に対する回答とお礼)です。

No.5912:1月前から同居の75歳父。アルコール依存が止められず、転倒ばかり

 75歳になる父と1ヶ月前から同居しています。以前からよく夜に転倒を繰り返し、救急車のお世話になっていたのですが、同居するようになってから、事態がもっと深刻なのがわかりました。一晩に何度も失禁を繰り返す、認知症なのか、ちょっと前のことをすぐ忘れてしまう。食事を何度もしたがり、食事を与えたことも覚えていずに怒り出します。
 またアルコール依存症らしく何度言っても飲酒をやめません。昨晩も午前4時まで飲ませろ、飲ませないで喧嘩していたのですが、根負けして仮眠をとったところ、激しく転倒したらしく、顎の下等を切って大出血していました。救急車で病院へ行き、何針も縫って、さっき帰宅しましたが、もうビールを飲んでいる有様です。また1回転びました。ケアマネージャーに相談したくとも、連休中で外出中らしく、連絡がとれません。正直言って今夜を乗り切る自信がありません。緊急に入院等させる手段はないものでしょうか?

No.5913:Re: 1月前から同居の75歳父。アルコール依存が止められず、転倒ばかり

 食事に関しては3食ではなく一日のトータル量を考えて、その倍くらいの回数で出すという手段もありますが、少々手間がかかります。 1回の量は少なめにします。 同居されてまだ日が浅くてらっしゃるので、戸惑うことも多いと思います。 転倒して怪我をしても本人に自覚がない。 義母もそうでした。ですから万一転倒しても、ケガが最小限ですむように工夫が必要だと思います。 手すりがあったほうがいいのか、ないほうがいいのか。 床をフローリングにするか、畳がいいか。
 転倒の主な原因は飲酒によるものでしょうか。 義母の場合はパーキンソニズムで、バランスを取れないことによる前傾と手すりに向かって(まだ手が届く距離でないのに)体を倒すことが原因の転倒が多かったです。 顔面の裂傷は、ケガの大きさよりも出血が多いので、こちらも驚いてしまいますね。
 ケアマネに連絡が。。とのことですが、「認知症なのか・・」ということは介護度はついているのでしょうか?まだ状況を把握なさっていないのかな? 私はあまり飲酒はしませんが、ノンアルコールビールというものがあるって聞いたことがありますが、そういうものではダメなのでしょうか。 アルコールの依存に関しては、ここの板でも時折悩んでおられる方がいらっしゃいますが、なかなか解決策は難しいようですね。。。 ごまかせないのかな。。。焼酎などうすーくお湯割りって訳にはいかないのでしょうか・・・
 緊急の入院先。。。とのことですが。。。 緊急入院に関してはよく知らないのでなんとも言えませんが。。。 なんとか連休を乗り切って、主治医とお薬の相談などなされば。。と思います。 なんの情報も持ち合わせないのに書き込んでごめんなさい。 でも、長い夜を闘うあなたに声をかけたかったのです。。。

No.5914:Re: 1月前から同居の75歳父。アルコール依存が止められず、転倒ばかり

 う〜ん、難しいですね。 問題はアルコール依存症?と認知症でしょうか。 アルコール依存症の会がありますね。そこに相談してみてはいかがでしょう。または精神科とか。私も呑み助なので、ノンアルコールビールや薄めた焼酎では、多分ダメだと思います。「酔いたい」のですから、薄めたものを酔うまで飲むとなると、その量は半端じゃ済みません。当然おしっこの量も・・・となります。
 お父さんは認知症と思えますが、MRIなどの検査をしてそれに沿った薬を処方してもらい、飲んでみるのはどうでしょう。 私の母は認知症で、やはり何度言っても紙おむつを脱いでしまい、粗相を繰り返しています。認知症の人に、何度言っても何を説明しても徒労に終わりますので、もう幼児と思って割り切るようにするしかありません。
 飲酒が何とかなるといいのですが。転倒は私も皆さんと同じように思います。 これからが大変ですね。まだ慣れない事も多く、疲れが段々たまってゆくと思います。どうか落ち込まないで、あちこちに相談してみましょう。

No.5915:Re: 1月前から同居の75歳父。アルコール依存が止められず、転倒ばかり

 初めまして。 お父様の事ですが、認知症の可能性がありそうですね。それに、アルコール依存症かもしれない。これはまず、精神科を受診された方がいいと思います。 緊急入院についてですが、緊急性がなければ、無理だと思います。
  実は、私も、数年前、ちょうど今頃、母の事であなたと似たような状態にありました。母の場合は、坐骨神経痛で寝込んでいたのですが、痛みで眠れない日が続き、私自身もその為に眠れず、肉体的にも精神的にも参っていたとき、母に幻覚症状が出ました。 これはまずいと思い、すぐに精神科(母には心療内科と言いました)へ連れて行ったところ、幻覚と思っていたものは、せん妄という症状で、うつ病だろうという事でした。 お薬を処方してもらい、その日から、お薬を与えて、様子を見ていたのですが、せん妄がひどくなり、家中に虫がいると騒いだり、押入れの中に知らない人がいると言ったり、誰もいないのに私の部屋からお経が聞こえると怒鳴り込んできたり、あまりの異常さに、私は怖くて夜になると布団の中で震えていました。それが、ちょうど今頃だったのです。
 うちは母一人子一人で、介護者が私しかいません。なので、一人で耐えるしかありませんでした。心細さと母が怖くて、心の中で「誰か助けて」と叫んでいました。でも、誰も助けてくれない。 とにかく、一人で耐え続け、ゴールデンウィークを乗り切りました。 明けて、ケアマネに相談しましたが、入院は不可能だということ、ショートステイも夜間せん妄が出るのでは受け入れてくれないと言われました。 結局、そのままうちで介護するしかありませんでした。 ですが、お薬の効果が段々と出始めて、せん妄もだいたいおさまり、母の精神状態も落ち着いてきました。 今は別の病気で入院していますが、うつ病も治り、せん妄も全く出ません。
 ですが、母のせん妄があまりにも怖かった為、私にトラウマが残り、母が家にいるとお風呂に入れなくなりましたよ。 ですから、あなたがどんなに今つらいか、わかります。 とにかく、まずは、週明けに精神科に連れて行くことを勧めます。 治療をしないと、どんどん、悪くなるばかりですよ。 これは、お父様の為でもあるし、あなたの為でもあります。 どうか、一日も早く、精神科を受診されることだと思います。 おつらいでしょうが、私が耐えたように、耐えて乗り切ってください。 いつかは、光が差すと思います。

No.5916:Re: 1月前から同居の75歳父。アルコール依存が止められず、転倒ばかり

 書き込みを見る上で、とりあえず飲酒に関しては止めることが困難なようですので、飲みたいを気持ち受け入れる姿勢の方がいいのかもしれません。逆にそのほうがお父様の精神的安定に繋がるかも知れません。 現在服用している薬に、向精神薬や眠剤などあれば、転倒と関係する可能性があるので検討が必要と思われます。 また、寝室や主な居住空間とトイレまでの距離や道のりの障害物(段差や体のバランスが崩れるほど使いにくいドアや扉など)を精査して、物理的な転倒の原因を改善することも即効的かと思います。
 同居一ヶ月ということですが、それ以前はお父様は現在と違うところにお住まいだったのでしょうか?もしそうであって認知症があるのならば、環境の変化によってこの一ヶ月のあいだに頭の中の混乱が生じているかもしれません。 この状況にあてはまればまた他に対応策を検討しなければならないと思います。情報が少ないのでとりあえずこんなことしか書き込めませんですいません。

No.5918:Re: 1月前から同居の75歳父。アルコール依存が止められず、転倒ばかり

 怪我に関しては既に治療も終えているので入院は無理でしょう。仮にしたとしても、脱走は確実です。もし入院をするなら、アルコール依存治療での入院。これも大変ですが、家族が力尽くでさせるしか、現実には無いようです。精神病院へ入院などもそうですが、民間の搬送業者に頼む場合でも、名目上はあくまでも「家族の手伝い」だそうです。  
 入院するかしないかに関わらず、まずはお酒を断つ事。何故酒を飲むのか。そこに酒があるから。何故酒があるか。本人を含めた誰かが用意している。まさかご家族は準備してませんよね。そうだとしても、取り上げなければ同じ事です。それが出来ない家族を「イネイブラー(検索してみて)」といいます。過食症などでも当てはまる場合がありますが、可哀想だからと与える事は愛情ではありません。  
 自分が担当したケースでも、アルコール依存の問題ありました。その時の経過を大まかに説明すると、 @まずは家族に「今後一切本人に、酒を与えない・入手可能とする環境・金銭も与えない」を約束してもらう A2週間以上のショートステイ利用で世間から隔離。朝起きて → 御飯食べて → 夜寝る という最低限の常識的な生活習慣を決行させる Bショートの間に、近隣の店事情を説明、本人に酒を売らないよう通告&酒の一掃も含めて荒れはてた自宅の清掃 Cショート帰宅後は、朝夕の訪問介護や週数回のデイサービスで、ショートで改善されつつあるサーカディアンリズムを強制的に修正継続、酒を飲む隙を与えない てな具合でした。2年以上前の事ですが、今じゃ酒を飲む以外何もしなかった方が、洗濯物を干したりするようになりました。  とはいえ、今でも現在の環境やサービスが無くなれば、1週間もしない内に元に戻る可能性は十分あります。