No.4329 認知症の父を介護する自信がない。どう気持ちを切り替えてがんばっていますか?

No.4329は質問(相談内容)で、それ以外は回答(相談内容に対する回答とお礼)です。

No.4329:認知症の父を介護する自信がない。どう気持ちを切り替えてがんばっていますか?

 27歳の男です。 67歳の父の認知症の介護をしています。 思い起こせば、10年前ぐらいから、忘れ物が多くなり、仕事も長続きせず転々としていました。 病院にみせたのは3年ほど前です。中程度の認知症との事で、要介護2です。 私はそのころ仕事で遠方に住んでおり、なかなか家の状況がわからず、特に何もせずに母にまかせきりになっていました。(因みに一人っ子で兄弟はいません)
 ここ一年症状が悪化している話を聞き、決心して、介護の為に転職し、実家に戻りました。 正直、私と母は父との折り合いが良くありません。 父が家庭を全く顧みず、好き勝手に生きてきた人間だった為、今後のことが不安でたまりません。 認知症が進んでいって症状が悪化した時、献身的に介護する自信が全くないのです。 皆さんはどういう風に気持ちを入れ替えているのでしょうか?

No.4330:Re: 認知症の父を介護する自信がない。どう気持ちを切り替えてがんばっていますか?

 私は「自分は親によってこの生を受けた、その恩返しは、子をもうけ引き継ぐこと・・・」。  親なくしてわが身なし、恨みも憎しみも全て親のおかげ。でも結構楽しく勝手に生きて来ました。とりあえず、自分が生きてさえ居ればその他の全ては親のもの。  
 とはいえ、命の他、全てを介護のために失うということはありえない。 ものも食べるし、夢も見る、少々介護の手を抜くことだってできるし、笑うことも、喜ぶこともできますからね。TVも見れるし、自動車の運転もできる・・結局それほど何も失わないな・・・。  失わないどころか得るばかりです・・介護経験、介護制度の知識、介護関係者とのの出会い・・・自分が生きてさえいれば得るものばかりで、失うのは若さぐらいか・・・。いつかは親も失っちゃいますね・・。  
 親がどんなに放蕩でも横暴でも、自分はそうならないぞと思うことができます。自分が放蕩であったり横暴でもなく生きることができるのはこの親のおかげです。  介護は親のためではなく、自分のためでしかありません。自分がやろうと思ったことは全て自分の意思だし、親のためと思ったとしても、親のためにしたいという我でしかありません。  もう親が恐い歳でもなくなったし、説教されても、怒鳴られても、わがまま言われても、この親から出てきた細胞の一部ですからねー私は・・しょうがないです。  
 まあ、私のは切り替えでなく、もともとそういう思考なので参考にならないかな・・。  100パーセント献身的でなくても、いいんじゃないですか?最低限のことができればいいじゃありませんか。どこまでが最低限かは人それぞれですけどね。

No.4331:Re: 認知症の父を介護する自信がない。どう気持ちを切り替えてがんばっていますか?

 その若さで介護の為決心なさったとはすごいですね。それだけでも人間できていると思います。  人ってそう簡単に気持ちの切り替えなんて出来ないと思います。出来なくて当たり前だとも思います。ムリヤリ変えようとあまり力を入れないで、ありのままを受け入れることが大切だと思います。それが一番難しいのですが。。。後は皆様が言うように、決して一人では抱え込まないことです。今、自分が出来ることを出来るだけすればよいのでは。無理のないように、、
 そしてヘルパーやディやショートスティなどさまざまなサービスを使い、自分の人生の楽しさも忘れてはなりません。介護は終わりの見えないフルマラソンです。決して飛ばさず、走りきるまで体力を残しておかなければ完走はできません。無理なく無理なく、今出来ることをするだけでいいと思います。その内にきっと方向性が見えてくるはずです。どうか一人では抱え込まずに、ムリなさらないでくださいね。心から応援しえいます。

No.4332:Re: 認知症の父を介護する自信がない。どう気持ちを切り替えてがんばっていますか?

 毎日お疲れさまです。どういう関係だったかは問題ではなく、認知症という頭の病気だと思うことでしょうか。ありのままの姿を認め、受け入れ、そのお心に寄り添うこと。認知症の人を、否定することも、怒ることもできません。ただただはじめは精神修養かなんて思われるかもしれませんが、生きるということ、老いるということ、認知症になってまで、まざまざと生きた勉強をさせて下さっているのかと思ったら、最後にはありがとうの感謝しかでてこないと思います。
 私も長い間義母のお世話をさせて頂いています。大切な主人のお母さんだから、子ども達の祖母だから、一生懸命お世話させて頂いています。みなさんもおっしゃっていますが、自分のお気持ちに無理をしない。今自分ができることをできるだけ一生懸命すること。介護保険を上手に利用する。介護と素の自分になれる時間を上手に切り替える。自分が介護するしかない以上、どうせするなら、嫌々するより、楽しんでする。
 介護から学ぶことも多いです。きっと将来のあなたの心の大きな財産になると思います。介護を通して、新たな信頼関係を築いていってくださいね。