No.3375 怒!父の主治医が意見書を書いてくれない
No.3375は質問(相談内容)で、それ以外は回答(相談内容に対する回答とお礼)です。
No.3375:怒!父の主治医が意見書を書いてくれない
私は一人っ子で中部地方在住、両親は東北地方在住ですが、父に認知症の初期症状が出てきました。髭を剃ったり、風呂に入ったりすることに対して意欲を失いつつあり、年月日が正しく言えなかったり、簡単な計算ができなかったり、トイレの失敗があったりしています。
このまま父の症状を放置したら、いずれ母が父にかかりっきりになって倒れてしまうと思ったので、現在、父の介護保険申請をしています。幸い、父はデイサービスなどの通所サービスには通ってもいいかなと思い始めているようです。
しかしながら、父の主治医が介護保険申請のための「主治医の意見書」を書くことを拒否しています。父の主治医はいわゆる町医者で、診療科は内科と神経内科を持っていて、父は高血圧で長年その医院に通院しています。
主治医は「介護保険で何とかするレベルではない、精神科に入院して治療した方がよい(だから意見書は書けない)」と言ってますが、主治医から紹介状を書いてもらって県立の総合病院のメンタルヘルス科に通院を開始した所、県立病院の先生は入院が必要とは言っていません。
主治医曰く「県立病院は入院しても(緊急性の高い患者しか診てくれないし)短期間しか入院させてもらえないから、民間の精神病院に行ってはどうかどうか」と言っています。だったらなぜ最初から民間の精神病院へ紹介状を書かないのでしょう?
私には、主治医が自分の診断に自信がないから、意見書を書くのを拒否しているようにしか見えませんし、主治医の言うように「介護サービスよりも医療で治すべきだ」とも思えません。
というのは、県立病院のメンタルヘルス科の先生が入院治療を進めているわけではないからです。診療項目が違っても主治医は主治医なので、父の介護保険申請手続きを代行してくれているケアマネさんは主治医を無視できなくて、介護保険申請手続きが止まってしまっています。
私自身が直接父の介護保険申請にかかわれるのであれば良いのですが、産後2カ月の子どもを抱えているため、実家に里帰りすることもできず…ただでさえ遠距離でもどかしいのに、主治医に意地悪のようなことをされて腹が立っています。
No.3376:Re: 怒!父の主治医が意見書を書いてくれない
認知症の初期症状で、精神科に入院して何を治療しようというのでしょう?理解できません。
なにか特別に、不穏だとか、暴力だとか、家族が手におえないことでもあるのでしょうか。
精神科でなにか治療したり、薬を処方されているのでしょうか。
介護保険申請は、いくつかの病院にかかっていれば、どの先生が意見書を書いてもいいといわれましたが、地域で違うのでしょうか。
ケアマネさんがその主治医を無視できないなら、ケアマネを代えて、それから県立病院の先生に意見書書いてもらえば済むと思います。
すでに主治医から県立への紹介状が出て、診察にいったこと、精神科での診察済みということなら、その先生に書いていただけばいいと思うのですが。
介護サービスの利用は利用者の主権です。
手続きは、誰でもできるわけだから、もし、その主治医が書かないというなら、役所の窓口にいって事情を説明し、解決することもできると思います。
書けない理由をはっきりさせてもらわないと、おかしいですよ。
そんなに生活できないほどの認知症なのかって。
すぐに入院だなんて、時代錯誤みたいです。
No.3377:Re: 怒!父の主治医が意見書を書いてくれない
医師の立場として、自分の専門外であるとか自分だけでは診断がつけられない、(はっきり言って)手に負えない場合などに、他の専門医を紹介するのは正しい姿勢だと思います。
精神科と聞いただけで拒否反応を起こさず、きちんとした診断を受けることも一案なのでは、と思いました。
認知症の症状と老人性の鬱状態、素人目には似通っていて判断できにくいものです。
自分の診断に自信がないから意見書を書かない。これは医師として当然のモラルです。いい加減な診断を書いて患者さんの状態が悪くなっても構わない、という考えのほうがおかしいでしょう?
主治医が変更になった、ということだってよくある話です。
No.3378:Re: 怒!父の主治医が意見書を書いてくれない
主治医が判断した状況というのが、文面からはわかりませんが、鬱症状ならそれなりの処方と、あとは生活改善で良くなってきます。
医師として専門外で書かないというのはわかりますが、ではなぜ精神科のほうで書いてもらいなさいとか指示が出ないのでしょう。
一方的な入院のすすめというのも解せません。
No.3379:Re: 怒!父の主治医が意見書を書いてくれない
ご意見ありがとうございました。
>「医師の立場として、自分の専門外であるとか自分だけでは診断がつけられない、(はっきり言って)手に負えない場合などに他の専門医を紹介するのは正しい姿勢」
それは分かっていますが、意見書を書いてくれないこと自体ではなく、書けないならば、どうすればよいのかをきちんと両親に説明して欲しいのに説明してくれない、しかも自分で意見書を書けないと言っているにもかかわらず「入院しなければ手遅れになる」というようなことをきちんと説明せず、いたずらに両親を不安にさせることを言っていることに不信感を持っています。
結局、父の介護保険利用申請は「主治医の意見書が添付されていなかった為」という理由で、認定が受けられませんでした。
両親と両親が相談にのってもらってるケアマネは、県立病院のメンタルヘルス科の先生(2週間おきに2回ほど通院しただけのお医者さん)に意見書を出してもらって、不服申し立てをするそうです。
主治医が「老人性の鬱」を疑っていて自分の診断に自信がないのならば、専門家である精神科の医師に紹介状を書いて、その専門家の判断にゆだねればよいのであって、主治医自身が入院させてくれる権限を持っているわけでもないのに、いたずらに「入院が必要だ」と断定する必要はないと思います(私にはそれが越権行為に思えます)。
入院が必要かどうかは、紹介状を書いた先(私の両親の場合は県立病院のメンタルヘルス科)の先生が判断するものであって、主治医が勝手に入院だと言えるものではないと思います。
まさに、そこが主治医に対する私の怒りのポイントで、意見書が自分の専門外なので書けないならそれでも仕方がないけれど、意見書を書けないのに「入院」とばかり言うのは、患者を不用意に怖がらせているだけに過ぎないと思います。
実際、主治医からの紹介で2度ほど通院した県立病院のメンタルヘルス科の先生自身からは、今のところ2週間おきに通院するよう言われて抗鬱剤が処方されているだけで、メンタルヘルス科医師自身からは入院が必要だとは両親は聞いていません(診断に何回かの通院が必要なので、まだ入院が必要かどうかの診断がつかないだけかもしれませんが)。
私自身も「老人性のうつ病だから」ということで「精神病院への入院が必要」と説明をされたならば納得できるのですが、ケアマネから聞いた話では「主治医はあなた(私のこと)のお父さんの病気は加齢から来る認知症の、初期から混乱期の中間にいると看立てている」とのことです。
こういったことは説明しても、し尽くせないものなのかもしれませんが、なるべく患者に正確に病状を伝え、余計な自分の感想は差し挟まない、患者を不安がらせないという医師の態度が求められると思います。もちろん、患者自身も正確に医師の言葉を理解しなければなりませんが。