No.6270 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
No.6270は質問(相談内容)で、それ以外は回答(相談内容に対する回答とお礼)です。
No.6270:躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
97歳の母ですが、ひんぱんに極端なうつ状態になります。 深刻そうな顔をして「死にたい」といいますが、言動から判断して自殺の可能性はゼロ。人への攻撃的言葉の一種です。攻撃の対象は私は勿論のこと、好意でプレゼントを贈ってくださった方、励ましの言葉を掛けてくれた人、果ては銀行にいたるまで・・・。またそのようなときは妄想も激しくて、2,3日前は「蛍光灯が夜中にふくらんで、そこから黒い毒がふりまかれている、どうせすぐ死ぬだろうけれど』など言い出し、蛍光灯の大掃除をしたらそれでまた苦情。 母は躁鬱いずれのときも、家から一歩も外へ出ようとはせず、欝のときは外に面した障子は皆締め切り、あえて部屋を暗くして部屋にこもるので、見ているこちらも気分よく過ごせません。
かといって今朝は機嫌よく・・・。この状態が少しでも続いて欲しいと願うばかり。 躁鬱の原因を考えるのも、多少馬鹿らしくもあり、時間の無駄という気もしますが、たしかに本人の不安がないときは、欝になりにくいようです。 しかし誰だって、いつも思い通りになるわけでもないのに、わがままでしょうがないのは病気と割り切ろうとしていますが、時々無性に「何とかならんものか・・・」と考えてしまうこのごろ。
皆さんの中でこんな老人をうまく扱っている方があったら、そのコツを伝授いただきたいのですが。そして介護している本人を慰める方法も・・・。ホント、こちらこそ慰めたり、明るいいい人にいつも囲まれていたい気分!! そしてこのような状態についての詳しい事情や、病理についての説明もしてもらえれば有難いです。よく分からないためにうまく対処できないところもあります。
No.6271:Re: 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
初めまして、97歳の母上のうつ状態ですが。私の母も亡くなる前には、とにかく死にたい、哀しい、寂しいといい続けていました。それは身体が自分の思ったように動かないからと、私は判断しまして。とにかく母の言うことを、ただただ聞いていました。 返事もしないで、「そうね、世の中哀しいこと多いねと言って、母の言うままに同調していました。そのうち躁状態になって、動きまわることこの上ないほど、車椅子で自分で漕いで動くのです。それは恐ろしいくらいでした。しかしこれは1ヶ月で終わりました。
そして又欝です。今度は攻撃です。まさに良くこんな事言えるとばかり言います。それは身体が動かないからです。 自分の身体は70歳だから、もっと出かけたいとか、つれていかないと怒るのです。しかしつれていっても、自分で帰るといいます。 そして疲れたのか眠ってしまいます。そんな繰り返しが2ヶ月続きました。
そうしてるうちに急に意識昏睡です。あっけに取られていましたが。 あ〜〜と言う間に亡くなりました。 今思いますが、自分の気分は70代でも、身体が動かないもどかしさから 出る事を思います。
もう一人知っているケースでは、肝臓が悪くて、身体が動かないけれど、口は達者でした 横になって、いろいろ友人に頼みます、それを見ながら。もう凄い攻撃です。働いている人は、病気がさせると思い、黙って働いていました。 多分彼女はその働ける姿が羨ましかったと思います、その人も昨年亡くなりました。 100歳近い人の心は複雑です、自分が生きたあかしとして、思いのたけを言いたいのではと思います。 私は母のとき、すべてを聞いて過ごしました。それ以外はどうすることも出来ませんでした。 返事になっていないかも・・・・こんな体験を したことを書きました。
No.6272:Re: 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
「ただただ聞いていました」ということができたのは、あなたの優れた人格によるところが大きいのでしょうか。その必要を感じながらも、心の中で「そうじゃないでしょう!!」と叫んでいる私です。 というのは、我が家の場合、自分が寂しい、哀しい、というより、他にたいする攻撃。病人の言といえども、明らかに誤った認識による攻撃に、加担する自分も許せなくて、その場を黙って立ち去ることしかできない現状です。 自分が相手の発言に惑わされないようになることができればいいのでしょうが。。。なかなか。 近い将来この世を去る人の言葉を静かに聞く、できれば相手の立場に立ってあげたい。認知症でなければ人として静かに語り合え、共通のあり方への同意もできるでしょう。
かし、そういう共通の基盤を持ち得ないのではないかと近頃思えます。人格崩壊に立ちあい、向き合う、介護者のあり方というか、人間として自分はどうするべきかと言うことがわからないのです。 こういう私も、やがて母の死をむかえ、ふりかえってみれば「あのときもっと優しい言葉をかけてやればよかった」と思うのでしょう。それならば、今このときに、・・・ということなのかなぁ。
No.6273:Re: 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
介護認定はうけていらっしゃいますか?文章を読む限りでは、老人性うつなのかはたまた認知症がらみなのか判別しにくいですが、専門医に相談はされているのでしょうか?97歳というお年からしても、眠ったらそのまま目覚めないかもしれない不安はあるかと思いますが、結構それくらいの年齢になると、死ぬのは怖くないとケロッと割り切っていらっしゃる方が多いような気がしますので、やはり病的なものを感じます。精神科や認知症外来に連れて行くのが難しいようであれば、「老年科」というようにうたってある病院に行かれることをお勧めします。私も良く使う手で、小児科があるように老年科で老人専門に診てくれるとかなんとかいって診て頂きます。前もっての相談後に行かれると話がもっとスムーズにいくのかもしれません。うつ状態は家族も本人もしんどいので早く良い方法がみつかると良いですね。
No.6274:Re: 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
こんばんは。 以前、我が家の義母もにていると書き込みさせていただきましたが、 今我が家もほとほと手をやいています。 妄想もだんだんエスカレートしてきて、夜になると化け猫が出ると言ったり、ベットに知らない人が寝てるとか、私たち夫婦がこんな年寄り(義母自身のこと)を見捨てて離婚する、とかありもしないことを妄想しては夜中だろうがおかまいなしで起こされています。
昨日、デイサービス中に風邪ぎみで早退したいと言っている、と呼び出しを受けたので、職員の方にお願いをして「病院へ行ったほうが風邪も早く直るから」と本人に伝えてもらいました。 迎えに行ったその足で病院に直行しました。 風邪ももちろんですが、妄想のはげしい様子を伝えたところ、ウインタミンという薬を最低量処方してくれました。
昨夜寝る前に飲ませたところ、いつも夜中に何度も起きるトイレも1度だけでしたし、朝も5時に起きるところを今朝は8時でした。 攻撃的な言葉もなく、妄想もなく穏やかな朝を迎えてくれました。 ただ新しい薬が増えたことをしきりにきにしたので、義母の性格から耐えられると思い、認知症という病気の事、妄想の事、言った事をすぐ忘れてしまう事、それらはすべて脳の病気である事を紙に書いて言葉もかけて説明しました。 たぶんまた説明された事も忘れるんでしょうが、とにかく家族が迷っていた薬の投与ですが、してよかったと思います。
No.6275:Re: 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
「うつ状態は家族も本人もしんどいので・・・」というところが心に残りました。つい自分だけがしんどいと思ってしまいがちなので、「はっ」としました。母は要介護1、アルツハイマー型認知症だと私は見ています。考えることは明らかに病的なのですが、97という年齢からできれば症状をかわしながら、あまりショックは与えたくない気持ちです。近頃はきれいだった字も書けなくなり、本人もそれらいろいろ不安を抱えています。「私のことを馬鹿だと思っているのじゃないか」といつも攻撃的に聞いてくるのですから。
書き込みの方は、薬でうまくいったようですね。うちは年齢、精神構造などから病院に連れて行ったり、薬を飲ませたりはちょっと難しいので、何とか他の方法で妄想や攻撃に対処できないものか悩んでおります。あなたも夜中に起こされたり、ありもしない言いがかりを付けられたりと困っているご様子。ストレス解消には何かやっていますか。以前「ボケ連鎖」という本を読んだことがあります。「うつ連鎖」になっちゃ大変だものね。
No.6276:Re: 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
昨夜の書き込みでは、前日おだやかな義母でしたが、昨夜は10時頃また妄想があり、ベットに男の人が寝ていると言うので、私も女優?になりきり、見えない男の人にたのんでお帰りいただきました。(それこそボケの連鎖になっちゃうかもしれません) 義母は真顔で「これで帰っていくかねえ?」と言って、朝まで寝てくれました。 ストレス発散はなかなかできませんが、主人と役割分担が自然とでき、私は身体介護、主人は精神的介護で義母の話を聞いてくれるようになりました。 うちは自営業でお客様と接するので、お客様の愚痴(介護で悩んでいる人も多いので)を聞いたり「うちもそうだよ」、とお互いに話しているとなぜか楽になります。やはり愚痴をためないことがいいのかな、と思います。 デイサービスを週4回利用しているのでその時間は気分的に楽です。 先の見えない介護ですので、自分を見失いたくないと思いながら、日々格闘してます。
No.6277:Re: 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
お母様、大変ですね。 うちの祖母も妄想、うつ状態におちいり、祖父が病院へ連れて行くのを徹底的に反対した結果、うつ状態がさらに悪化して、飲食を徹底的に拒否するようになりました。結局、栄養失調で倒れて救急車で運ばれて入院しました。その後、体力も回復し、精神科も受診をし、鬱病と医師による正式な診断され、薬を服用して妄想もなくなりました。
祖父が薬に反対しており、調子が良くなると服用をやめては悪化するの繰り返しで、そうすると本人も薬も嫌がるようになります。それでも根気強く説得をし、 服用を再開すると、また回復するのです。今は、別の病気で戦っていますが、それでも鬱病の薬は服用する指示を頂いています。そのおかげで、彼女は もっているのだと思います。 精神科では、かなりご高齢なおばあちゃんも受診されています。 最初は本人でなくとも、ご家族が代わりに受診をして、お母様の 様子を伝えて解決策を相談する方法もあります。 本当に鬱病なのか?本当に薬は無理なのか?医師に判断してもらってはいかがですか?
お年寄りの鬱病は悪化すると命に危険です。 他人事と思えなくて思わず書いてしまいましたが、お母様とあなたが残された時間を、少しでもいいものに出来るように なんとか方法が見つかると良いですね。
No.6278:Re: 躁鬱の母。うつ状態のときの介護のコツ・病理を教えて
私も家族が 変わりに医者へ行って、状態を話して薬をもらえれば良いと思いますが 無理でしょうか? 私は40代に酷いうつ病になりました。そのとき「もう死んだほうがいい、と主人に話しました、でも死ぬのは怖いとも話しました」 欝は自分が凄く辛いです。自分を責めるのです。食事も睡眠も取れなくて、 この世に居ては駄目な人間と信じているのです、しかし当時は薬が出始めて、先生に戴きました。そのとき先生は「絶対本人を励ましてはいけない、 とにかく聞くだけですと、」主人へアドバイスしました。 しかし、薬を飲んでからは、睡眠も取れました。又食欲も出てきましたが 今でも薬は飲んでいます。
高齢者の欝は又違った形で出ます。どうぞ一度お医者さんへ行ってください。最近は良い薬が出てます。 母も薬を飲んでいました。母の場合は、夜中に口がカラカラだといって何度も起きました。その度水を飲ませました。 確かに抗欝剤は口が乾きます。私も一日に何度も水を飲みます。 母の場合は、行動が激しくて、杖を持って、車椅子でアチコチ動き、他の人にもあたるのでした。それで杖をとりあげましたが。今度は杖を探しに 大騒ぎでした。 しかしそんな症状も2ヶ月で終わりました。体力がなくなって 動かなくなり、ベッドに寝てばかりになって、1か月。 あ〜〜と言う間に亡くなりました。