No.4875 認知症要介護3の父。成年後見制度の相談窓口を教えてください
No.4875は質問(相談内容)で、それ以外は回答(相談内容に対する回答とお礼)です。
No.4875:認知症要介護3の父。成年後見制度の相談窓口を教えてください
82歳になる父の相談です。母親の死後、父親は1年ほど前から物忘れがひどく、日常生活でも、家族を見てもだれかわからなくなるなどの認知症と思われる症状が出てきました。介護保険では要介護3と認定され、訪問介護やデイサービスを利用しながら在宅での介護を続けています。先日病院でアルツハイマー症と診断されました。父親名義の定期預金、有価証券、不動産等があり、父親のために現在住んでいる自宅を全面的にバリアフリーに改修するために、父親名義の定期預金などを解約して住宅資金にしようと思っています。父親のように判断能力がなくなった人には成年後見制度を利用するとよいと聞いたのですが、どこへ相談をしたらよいのか教えてください。
No.4876:Re: 認知症要介護3の父。成年後見制度の相談窓口を教えてください
身近な所では、各都道府県の社会福祉協議会や市区町村・広域社会福祉協議会には「地域福祉権利擦護事業」の相談窓口がありますよ。ここでは直接事業に関する相談でない場合でも、適切な相談機関を紹介してくれますので、まず聞いてみることをおすすめします。 また、市区町村には「地域包括支援センター」で成年後見制度の利用を支援する事業を行っているところがありますので、市区町村の高齢者相談窓口や社会福祉協議会にも相談してみては。 さらに専門的な相談機関としては、弁護士会や司法書士会、社会福祉士会、成年後見問題を扱うNPO等も成年後見制度の相談に応じてくれます。これらの機関では後見候補者がいない場合でも、後見人候補者を紹介してくれます。弁護士には遺産分割や財産管理などを、また社会福祉協議会などへは主に身上監護面を、依頼するとよいでしょう。それぞれの専門分野での相談に応じてくれますよ。
No.4877:Re: 認知症要介護3の父。成年後見制度の相談窓口を教えてください
ご丁寧に教えていただきありがとうございました。