No.2412 びまん性レビー小体型痴呆について教えてください。

No.2412は質問(相談内容)で、それ以外は回答(相談内容に対する回答とお礼)です。

No.2412:びまん性レビー小体型痴呆について教えてください。

67歳の父がびまん性・・と診断(?)されました。最初はパーキンソンではということでその薬を飲んでいましたが、薬が全く効かないこと、脳の萎縮が見られることなどからびまん性ではないかという事を言われました。この病気はどの様に症状が進んでいくものなのか、どの様な治療というか投薬がなされる物なのか教えてください。聞きなれない病気でとても不安です。 現在は受け答えなどはきちんとでき、一見認知症状はないみたいですが、トイレでの排泄方法が分からない(ズボンを下ろして、次はパンツとかいう事がわからない)、鍵などが開閉できない、 夜の極端な頻尿(ひどいときには一時間ごと)、常にうつらうつらしている(これはパーキンソンの薬のせいか?)、運動機能的にはパーキンソンと同じ症状が見られる(筋肉の硬直や震え)です。 夜間の頻尿のせいで母は慢性寝不足で体力が心配ですが、まだはっきりしている部分も多いので、介護認定を受けるとか、デイサービスやヘルパーさんの利用を薦める事も父に言い出せずにいます。 長々と書きましたがよろしくおねがいします。

No.2413:Re:びまん性レビー小体型痴呆について

うちの父もびまん性レビー小体型痴呆です。 これを診断された先生なら信頼できますよ。 父は3年前に脳血管性痴呆と診断され、パーキンソンも見られるからといい、処方をうけましたがかえって悪くなりました。 神経内科の権威という方でしたが、いっこうによくならず、 ケアマネさんから紹介された個人病院(専門医)に変えたところ、すぐにレビーと診断されました。 1.特徴は最後(末期)まで自分がしっかり存在するようです。 その人の人生、その他で一概にはいえませんが やろう、がんばろうという努力はおしまない。 トイレの場所や服の着方、いろいろ混乱しますが 声かけで時間をかけるとできます。 本人はとっさの反応ができない(すぐ答えられない)のですが 言われたことはすごくよく理解しています。 口が利けないだけと思ったほうがいいくらいです。 そして、いろんな動作を突然忘れるのですが、これも 静かな声かけでなんとかなります。「できないの!」 なんていうのはご法度です。本人が苦しんでるので。 2.薬の副作用がでやすい。 治療はアリセプト、うちはパーキンソン症状の緩和のために ドプスを飲んでいますが、これらは毎回先生と相談して 症状にあわせて、休んだり、量を調節しながら飲みます。 アリセプトの副作用も出てくるので(人によって症状はいろいろ)ドプス以外の処方をされる先生もいます。 いま、お父様に起きている症状の「うつら・・」 「頻尿」は薬のせいですから、何を飲んでいるか確認して 先生に言うこと。「頻尿」のための薬はいりません。 薬は極力増やさないこと。 「筋肉の硬直、震え」はもしかしてグラマリールを処方されていたらそのせいですので、すぐに先生に言ってみてください。 飲み続けると動けなくなります。 夜の頻尿はポータブルトイレを置いて、そこでするように すると少し楽です。 こうやってみると他の認知症と違わないのですが、「努力」 という点で違うかな。 たとえ、家や、家族がわからなくなっても自分はしっかりあります。 うちは、最初は介護サービスでデイに行き、好きな絵を描くこと から始めました。母もてがかかり、いろいろストレスもあったので今は少人数のデイにいき、とても楽しく過ごしていて、元気です。自分のことは見守りしていれば自分でできます。 ただ、症状の変化というのはいつもあるので、悪くなるときも もちろんありますが、また元気にもどるので今は 平穏なときみたいです。 ふしぎなこともやるけれど、ひどく取り乱れることもないから まだいいほうかもしれません。 対処方法は 1.人と話す機会を増やす。 2.脳活性化のために、ドリル、音楽(モーツァルトを聞く) 3.お父様の性格にあわせて、生活ペースを作り、守る。 うちは、2番がすごく効果がありました。 介護認定はお母様と相談して早くなさったほうがいいですよ。 はじめから疲れちゃうより、先が長いのではやく介護サービスを 受けることになれたほうがいいです。 ケアマネージャーに相談してプランを立ててください。 今はいろいろあると思いますが絶対元気になるし、急激な進行はないと思うので落ち着いて、はやく介護認定を受けることを お勧めします。デイのクラブ活動は効果的です。 またお父様に「うつ」の症状がでていたら、薬ではなく 家族で楽しいことをやってすこしづつ元気にさせてください。 詳しいことはネット検索で引くと出てきますから、探してみて ください。

No.2414:Re[2]:びまん性レビー小体型痴呆について

詳しいお返事ありがとうございました。お二人の書かれている内容を見るにつけ、今のかかりつけの医師に対する不信感がふつふつと沸いてきます。パーキンソンではないかと診断されてから2年くらいたち、薬も飲んでますが2ヶ月に1回の診察で(診察とは名ばかり。詳しく話を聞くでもなく血圧を測って薬を出し、次はまた2ヵ月後に・・でオシマイ)納得いかないことも多く私なりに本を読んだり、調べたりして質問しようと1ヶ月前に父母と一緒に病院に行った所「レビー小体・・ではないかと思います。ですがこれははっきり行って死んだ後に脳を解剖してみないことには分かりません。治療法もありません」といわれたのです。他にもむかつくやり取りは」あったのですが、本筋と離れてしまいますので・・・。こんな医師でも広島ではパーキンソンの権威で優秀な脳神経内科医ということになってます。 広島でも信頼できる医師はいないでしょうかねえ。 また、色々相談させてください。ありがとうございました。

No.2415:Re[2]:びまん性レビー小体型痴呆について

その先生、詳しいのかと思ったら違ったんですね。 飲んでいる薬のことも調べておいたほうがいいですよ。 うちの父も最初の先生のときは、ざっと見て、薬だして 終わりでした。 そのときは不安がいっぱいだったけど、今の先生に 出会ってからは気持ちがずっと楽になりました。 お父様の好きなことを見つけて、家族で明るく かまってあげると、すごく元気になるはずです。 笑わすこともいいですよ。 パーキンソンの薬、1週間休んでみると 頭のほうはすっきりと回復してきますよ。 すこし、歩行が危なくなるけど元気になります。 早くいい先生が見つかるといいですね。