No.2156 初期痴呆者の部屋の家具の移動について
No.2156は質問(相談内容)で、それ以外は回答(相談内容に対する回答とお礼)です。
No.2156:初期痴呆者の部屋の家具の移動について
この掲示板ではいつもお世話になっています。要介護認定1(アルツ)の義母とくらしているものです。 私は義母の家に住まわせてもらっているのですが、家は築30年でかなり傷んできています。私たち夫婦に子供が生まれたこともあり、床修復の時期にきています。 床修復に伴って、処分できるものはいろいろしたいのですが、初期認知症の方にとって、家具の移動は自分の部屋がわからなくなってしまうきっかけになってしまうのでしょうか? ここの書き込みも拝見させていただき、義母がこの先どのようになるかわからないので、介護に向けてリフォームするつもりはありません。ただ、子供のためにある程度、清潔を保てる環境にはしたいと思っています。 今、自分の部屋だということがわかるうちは、極力もとの位置に家具も配置した方がよいのでしょうか?それとも、いつかは慣れることを期待して使っていないもの、ごちゃごちゃおいてあるものは処分してしまってよいのでしょうか? 家具の配置や模様替えのタイミング、またそうしたときの経験談などありましたら、アドバイスお願いします。
No.2157:Re:初期痴呆の方の部屋の家具の移動について
birdさん、こんにちは。 うちの場合、この数年、母の骨折で、退院のたびに 母の動きやすいように家具の移動を繰り返してきました。 (ワンルームにふたりなので考えるのが大変。) 父は認知症を診断されたころでしたが、割とスムーズに 家具の位置にはなれてくれました。ただヒゲソリや、文房具や 小物をいれるところはなかなか覚えてくれなくて探し歩いてました。また処分したものを聞かれたけど、ごまかしてました。 (ごめんねと心のなかでいいながら) そして慣れたかなと思ったら(時間がかかる) 昨年母がまた倒れて、退院してくるときに看護しやすいように また移動しました。このときに家具も家財も必要なものだけに 片付けてしまいました。ただ執着してるかなとおもわれるものは 残したけど。 母が退院してきて3ヶ月で、また模様替え。 母のアルツの対応のため。 父はソファの位置もベットの位置も混乱。トイレの方向もわからず、放尿。 それで、結局、父が昔からいた位置にもどしました。 そしたら、放尿も収まり、だまっていても自分の位置にもどるようになりました。しかし、時たま以前の場所に母のベットがあるので母に「どいてくれ」と言ったりしてますが・・・ 認知症初期といっても、認知症は初期も中期も末期もそれぞれの 症状がまぜこぜででてきます。 だから、まだ大丈夫と思っても、明日か、もしくは数時間後はわからない。 父をみてて言えるのは、やっぱり新しい状況を受け入れるのは 大変だということです。 新しく教えるには教えるほうも疲れちゃうし、本人はもっと 悩みます。 どうしてもしなければならないときはせめて、いつも座っている場所、動く方向(右周りが多いとか、まっすぐ進むとか)を よく見て、立って進む方向はかえないことだと思います。 タンスの場所とか、いつも使っているものは探してなんとか そこまで到達するとは思います。 一番使う小物類は本人がいつも動く方向に置くこと。(手をのばす方向というか) お義母さまの様子を見る限り、新しい状況を覚えるのは 少し大変かなと思います。女性のほうが、自分の荷物に 執着するかも知れません。 紙類とか、どうでもよさそうなものは処分してしまっていいけど 家具は執着のあるものもあるし、むずかしいかも。 昔、兄嫁とわたし(次男の嫁)とふたりで、姑の荷物片付けを したとき、非常に難しくて途中でやめたことがあります。 私たちにとって、どうでもよくても義母にはすごく大事だったりして・・ いろいろやってみてだめだったら速攻もとに戻すのは いかがでしょう。
No.2158:Re[2]:初期痴呆の方の部屋の家具の移動について
ゆみTさん、ご意見ありがとうございます。大変な状況の中でも明るさを忘れないゆみさんの書き込み、いつもは意見させていただいています。 模様替えについては試行錯誤の体験談、参考になりました。 最近、義母は時々どこにいるのかわからなくて不安がることが多くなってきたので、大きな模様替えをするのにはよいタイミングではないかも、とすこし、冷静になってきました。 私的には別途の方向が動きにくいと感じていたのですが、義母はそこが拠点なので、トイレの位置がわかりづらくなる可能性がありますね。私の考え、自分の動線しか考えていなかったな。お父様の、トイレの話、伺えてよかったです。 片づけに関しても、私は一度気になり出すと気持ち悪くて一気に処分たくなってしまう衝動に駆られるのですが、義母の混乱、というリスクをかんがえると本当に必要な片づけって意外に少ないかもしれません 今まで過ごしてきて、本当に、私にとっては「?」の、ものも、 義母にとっては大切だったり、そうですね、人のものを片づけるのはつくづく大変ですね。 あと、痴呆の状況が、初期でも、そうでなくても、わりとまだらがつづくと言うお話も参考になりました。そうですよね。人なんだからそんなに教科書道理みたいには行かない、当たり前のことなのに、なんだか忘れていました。 ここに書き込むことで、一呼吸おくことができています。 ありがとうございました。
No.2159:Re[3]:初期痴呆の方の部屋の家具の移動について
おはようございます。 片付け・・大変ですよね・・・ うちは玄関・風呂が共同の2世帯住宅(とはいえ、もとの家に増築ですが)台所はサッシを隔てて私たちの隣に義母の台所がありますが、段差があるため出入りできないようにしてあります。本当はそのスペースは全部片付けたいけど、なくなって「廃用症候群」になっても困るし、また私たちの台所を触られても困るので「ダミー」として手つかずで、おいてあります。電話もそうで、義母の電話は解約し線も抜いてありますが、部屋に置いてあります。なにか行動するときに一番考えるのは、やはり混乱を招かないか,という点です。移動や行動の目安になっている大きな家具や目に付きやすいものはそのままの位置に置いておくほうが言いと思います。お子様の危険回避も当然行われなければなりません。ゴミ箱でもなんでも、とにかく高い所に移動させてましたね。一人目は。二人目?どんなに片付けていても上の子が勝手に下ろしたり散らかしたりで・・ウンチからボタンが出てきたこともあります。友人のところは、バーコードシールを食べてしまいウンチにシールが・・・「値段つきウンチ」で笑ったことがあります。気をつけなければならないのは ゴキホイやホウサン団子などの駆除剤。以外と大きなものが口に入りますから「まさか、これは入らないだろう」って思っても雑多なものがあるところは木製のベビーフェンスなどで入れないようにするのがいちばんです。あと、台所のガス。炊飯器の吹き出し口。赤ちゃんの頃は末端までの神経がまだ発達しきっていないので「熱い」が伝わりにくいため熱さを感じた時には遅いそうです。よくヒーターなどに手を近づけさせ「これは、アチチだよ」と教えますが、月齢が低いと意味がないそうです。ガスも子供の目線では「火」は見えてない場合もあり「ひねる・押す」という行為が楽しくてしているので要注意です・・ハイハイしだす前にご主人と目線を赤ちゃんの高さまで下げてなにが危ないか、見ておくといいと思いますよ。