No.24659 紙おむつの選び方。吸収量表示がわかりにくい。
質問(相談内容)
■ Q :
我が家では尿量が多いので夜間は1000ccと表示されたテープ式を使っています。サイズがあったもののうち最大吸収量になっています。昼間は動きがはげしいためリハパンを使っていますがこちらの方には「おしっこ6回まで」といったように回数表示になっています。 この回数表示は尿量の個人差もありたいへんわかりにくいです。うちは何かの拍子に、例えばおむつ交換で力むだけでも、相当量の尿が漏れたりします。実際にトイレに行きたくなってするというよりはだらだらと漏らし続けるわけで、いきおい吸収量の多そうな表示を選ぶしかありません。各社「一回のおしっこの尿量」にどういう統一基準があるのか、それともないのか、「おしっこ6回分」とは何ccを想定しているのか、ご存知の方がありましたら教えて下さいませんか。
回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
各社各様によって表示方法が異なるのは困ったものですね。各社ほとんどが吸水部分の吸水可能容積(吸水面積×有効吸水層厚)で決めているようです。また試験的には「どぶ漬け」という方法で試験をしているようです。「どぶ漬け」とは決まった量の水容器にオムツなどを一度漬け込み、吸水させて引き出した跡の容器に残った水容積から割り出しているようです。そちらのケースは、一度排尿アセスメントをされるといかがでしょうか。1週間程度排尿記録をとるのです。排尿の時間、尿量、水分補給時間、水分摂取量を記録すると、排尿サイクルわかってきます。もしいつもダラダラ出ているような頻尿タイプですと尿量の多いオムツ・パンツ・パットを利用しても尿道口周りの吸水層がゲル化してしまいオムツ全体で吸収してもらえなく無駄になります。 いろいろな排尿パターンがあるので一概には「これだ」というものはありませんが、介護ショップなどに排尿に詳しい専門員もいますのでご相談されるのが良いと思います。ちなみにオムツでの一回分というのは凡そ120cc〜150ccと思います。何はともあれ、まずサンプルなどで試行して本人の排尿パターに合う排泄処理を考えましょう。
◆Q :
早速よい情報をありがとうございます。私は「オムツ1回分」というのは、自分の考えでは、成人男子なら200cc、老人ならもう少し少なく、一方で回数を増やすだろうから150〜200ccと考えていました。なぜオムツの表示を正確にしてもらいたく思ったかというと、第一には、夜間に少しでも吸収量の多いものを使いたいと思っているからです。それで計算すると私の使っているリハパンの「オムツ6回分」というのは900cc〜1200ccとなります。 我が家では一ヶ月前から少しでも夜間介護を減らしたいと夜間のみ少々高価なテープ式(前回1000ccと書きましたが1100ccでした)にかえました。リハパンは勝手に脱いでしまうため自分では脱げないこと、吸収量の多いこと、を夜間使用のオムツの条件とした結果選んだのがそのテープ式です。そこで1ヶ月ほど使用した結果の感想として、テープ式の方が吸収量が多いように思われました。その理由はどこにあるのかを知りたいと思ったのです。ここのメーカーの「オムツ6回分」は150x6=900ccと見ておけば200ccの差がありますのでこれなのだろうか?それとも吸収位置や面積の関係でこうなるのか。いずれにしろ、メーカーも使用者に「オムツ○回分、。。cc」ときちんと表示して私たちが多くのオムツの種類の中からより目的にあったものを選びやすくして欲しいと思っています。吸収面積はテープ式の方が多少広くて良いように感じられ、一方リハパンは、うちのように他動性、いざって移動するにはちょうどよい位置に吸収面の中心がきていますので一長一短。各社の吸収量表示をはっきりしてもらいたい第二の理由は、リハパンの選択の幅をふやしたいからです。昼間は勝手に脱いでも見つけ次第はかせなおすことができ、しかも他動性にふさわしいリハパンに決めています。どのメーカーも「おしっこ○回分」となっているのですが、「一回の吸収量」が共通でないと、まずは使った上で選ぶしかない、となります。結果的にうちではずっと同じものを使用している状況です。「おしっこ2回分」というパットをリハパンに重ねてあててもみたのですが、すぐぐしょぐしょ。パット、リハパン両方かえなければということもあって。(うちはよく食べ、よく飲むからなぁ。これを変えたほうが???)
◆A2 :
いつも大変ですね。夜間に尿量が多いと重みでパンツが落ちてくるくらいになりますよね。うちも吸収量の多い業務用(?)のパッドを使っていましたが、吸収しきれない分が横からシミででたりして、結局朝、すべての物を交換・・(梅雨時は気が滅入りますね) 吸収量を上げる方法で実行したのがパッドの防水部分に切れ目を入れ、下のオムツやパンツに余分の尿を横から出なく真下のパンツ部分に吸収させていました。(立ち読みした介護本に載ってたんです)私はハサミで防水部分に網目状に小さな切れ目を入れていました。一部の薬局では防水加工のない吸収率を上げるためのみ、のパッドもありました。購入して数回つかいましたが、切れ目でなんとかなったので切れ目入りパッドと紙オムツまたは夜用リハパンでした。そちら場合は動くので是非,ともいえないけど。 ひとつの案として書かせていただきました。
◆Q :
切れ目入りパッドを早速作って使用しています。買ったばかりでほとんど未使用のパッドが無駄になってしまうのでは・・・と心配していたのですが、本当によい使い方を教えていただけてうれしいです。切れ目の入れ方にポイントでありそうですね。いろいろやってみます。
◆A2 :
切れ目は本には真ん中に縦10センチくらいで1本入っていて、切れ目を入れすぎると吸収ポリマーが出るので注意って書いてありました。私は最初短めに横に2本入れていたけど「メッシュ状態がいいかも」と小さな切り目を数箇所しれています。パッドを「通過点」として使うなら(パンツやオムツは交換時には新しいものに替えるから)パッドを両面テープで止めたらよりずれにくくなるかも。でもいざるとテープの部分から破れるかなぁ。
◆A3 :最近は各メーカーのネットで商品の詳細やQAをみると、何ccかかいてあったりします。メーカーによって違います。商品によっても違うことがあるのかもしれません。要介護者の方の尿量をはかりながら、合ったものを選べると良いですね。