No.24640 おばあちゃんの発する音がウザくて、攻撃したら豹変した。

質問(相談内容)
■ Q :
祖母(82歳)と同居し始めて2ヶ月がたちました 祖母は茎が悪いため入れ歯をはめる事ができないので、起きている間はずっとぺちゃぺちゃという音を発っしています それとガラガラぺっぺも頻繁にします。この異音を聞いていると、頭が変になりそうで自然と 家族は居間から離れてそれぞれの部屋に行く環境です。今朝、ついつい履いてるスリッパを故意に祖母にぶつけました ちょうど頭に命中。祖母は包丁を持つふりをして、「殺してやる 殺してやる」と 何度も言いました。ぼけてないし、足も歩けるので寝込みを襲われたらどうしようと心配です。普段は虫も殺さぬ穏やかな優しい人だったのに すごくびっくりしました。

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
あなたの気持ち、わかるよ。文面からして中高生かな? 私も中学1年の頃、父方の祖母の近くに越して、その後、中3の途中から新たな家で同居を始めました。祖母もよく痰が絡むのか食事中でも「カーッ、ぺっ」 すごく嫌だった。いまでも、時々祖母の話を兄や母とするときは「かーっ、ぺっ」ってイヤだったね、って話になります。大人になって結婚して、今は夫の母の介護をしています。介護をするようになると「こんな症状でいやだ」と思うことももちろんありますが、それ以上に「この症状を解消するために何をすべきか」と考えるようになります(結果的にそれが自分の介護の負担減らすから)。
あなたの嫌な気持ちはとても理解できますが、それでも人に向かって物をなげるという行為や絶対にしてはいけません。きつい言い方だけど「最低の行為」です。がまんならなかった気持ちもわかる。でも、それでもやっちゃいけないことなんです。 人に物をぶつける、という行為は「相手の人格否定」に繋がると思います。あなただって、セキや喉がガラガラしているときに「うるさいなぁ!」「汚いなぁ」ってスリッパぶつけられたら「ちくしょー」って思うでしょう? ましてや、それが頭に当たったとしたら・・・。おばあさまにボケはないとのこと。その上で包丁を持ち出すのなら、おばあさまも日々「家族が自分の周りに居てくれない孤独感」を強く感じていて怒りがピークになったのかもしれません。
とはいえ、誰も怪我しなくてよかった。もし、日常の生活のうえでボケては居ないけど、どうもおかしい、暴言や暴力が見られるなら「精神科」の受診も検討すべきでしょう。また、脳のMRIなども撮影して「脳に異常がないか」ということも調べてみてはどうでしょうか? 認知症っていうのは、人それぞれの症状の表れ方があり、世間一般の「ボケた」ということに当てはまらないことも多いと思います。ご両親はおばあさまの行動に関してどういった対応をしていらっしゃいますか? 「あんたがあんなことするからおばあちゃん怒っちゃったじゃないの」というような表現でしたら、ご両親はもっと「高齢者」や「子供」について勉強しなくてはならないでしょう。家族で暮らしていくにも「危機管理意識」は必要だと思います。

◆Q :
回答ありがとうございました! すごく嬉しかったです! 母は家中の包丁を隠したので一安心です。私もよせばいいのに、祖母に「なんで昨日の夜殺しにこんかったん?」と けんかをふっかけてしまいました。祖母は「殺してほしいんか?殺したるぞ、殺したるぞ。」って立ち上がって包丁を取りにいくふりをしたので、父に助けを求めました。その後父が、双方の意見を聞くことになり、長時間話したようです。異音は気になれば気になるほどすごく苦痛に感じますが、別の事に気持ちを向けてがんばりますっ。いろいろと相談に乗っていただきありがとうございました!

◆A1 :
挑発に一利なし、ですよ。でも、おとうさんが話してくれてよかった。お母さん任せにするお父さんじゃないみたいね。普通のことだけど、それすらしない男性も多いのです。私は義母の介護を頑張る時「この世代の人たちが戦中戦後を頑張ってくれたから、今私達が豊かに暮らせてる。夫を生んでくれたから今があって娘たちがいる」って思うようにしました。(夫がコンチクショーなときは逆に思うことあるけどね)おかあさんとおばあさんの関係はどうかな?表面上としても。挑発の言葉に豹変するなら、精神科を受診して安定剤を処方してもらえば収まることもあります。義母は認知症の初期のころ「妄想」や「暴言」がありましたが、安定剤をもらい薬が適応したのか、良くなりました。精神科や心療内科っていうとダークなイメージかもしれませんが、昔と違って気軽に受診できます。かくいう私も「熟睡できない(熟眠障害)」でこの夏、心療内科デビューしました。痰をカーッとされるのは誰でも生理的に受け付けないと思います。でも。 痰を出す体力がなくなると窒息で亡くなる事もあるということをアタマのスミにおいて置いてくださいね

◆Q :
パチンコばっかり行って、自分の親と向き合おうとしない父だと 思ってたんですが、今回の事で見直しちゃいましたよ?。 実は一ヶ月ほど前に、おばあちゃんが安定剤をあるだけ全部ティッシュの上に集めてそれ全部飲んで自殺しようとしてた事があったんですよー。 昔の人って、すぐに死んでやるとか殺してやるとかいうものなのでしょうか・・・?

◆A2 :
お祖母さまには、もしかしたら精神障害があるのかも知れませんね。いずれにしても暴力的な行為や、挑発するような話し方は、高齢者にとっては侮辱とも取れますし、良い事ではありません。お祖母さまの行為も我慢出来なくもないですが、お祖母さまには悪気があってそういう行為をされるのではないと思います。せっかく同居して家族が揃っていたのに、結局はお祖母さまお1人になってしまわれる時間が多くなり、ひがみが出ているだけかも知れません。認知症の傾向があるなら、被害妄想もひどくなることもありますし、一度近所の内科にでもお連れして、痰が絡む事を相談して、お祖母さまに診察室から先に出ていただき、一度精密検査をお願いするために、どこか病院への紹介状を書いて戴いた方が良いのかも知れません。いずれにしても、あなたがされている事は、してはいけない事ですよ。

◆A1 :
昔の人はもっと命の大切さを知っていたと思うよ。 戦前戦中生まれの人だったら「不条理に奪われていく命」を毎日のように見てきただろうから。。。だから、おばあちゃんが「死」について口にするのは、年齢のせいではなくて「環境」のせいかもしれません。孤独で孤独で仕方ないのかもしれません。おそらく同居は「孫といられる」楽しみがあったと思います。でも、実際は・・・。それで自殺未遂をしたり、「いっそなくなってしまえ」とすべてを破壊しようとするのかもしれません。 ただ、老人性のウツなどがある可能性もあるでしょうから、一度きちんと検査する必要はあると思います。
お父さんには「今回見直したよ」って素直に伝えてみて。「オレだって、考えてんだよ」っておっしゃるかな? でも、きっと嬉しいはず。パチンコが減るかもしれないよ。「家庭」は「小さな社会」です。「弱者」がいれば、みんなで守る必要があると思います。「弱者」が常におばあさまであるとは限りません。その時の状況に応じて家族で対応を考えていく・・・それが「安定した社会(家庭)」を作るコツだと思います。。

◆Q :
返信ありがとうございました?! お二人ともお忙しい中、時間をさいて書き込みして下さった事にすごく 感謝しています。

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