No.24636 要介護4の姑を初めて在宅介護。逃げたい自分と戦っている。
質問(相談内容)
■ Q :
来月から義母を家で介護する事になりました。義母は9年間療養型病院にお世話になったパーキンソン病患者です。病院の方針も変わってきて2年ほど前から退院の方向へと話があり、在宅看護を考えるようになりました。夫は単身で月に2回ほど帰省してる生活が5年間続いています。半年ほど前から在宅に慣れる為、月に10日から15日ぐらい連続で介護体験をしてきました。(耳も遠く認知症もあります。ちなみに要介護4です。デイとヘルパーさんを利用させてもらったことがあり、ショートは1泊経験済みです。今までは後何日で病院だから頑張ろう!と思えたのが今度からそうはいきません。デイとショートをたくさん利用する予定ですがやはり不安です。ここの書き込みの人たちは、私からすれば「何て心優しい人たちだろう」と思い、自分が甘えてるようで落ち込みます。どこかに「逃げ出したい!!」と思ってる自分がいます。でも退院を心待ちにしてる義母がいます。そういう現実を受け止めて一歩踏み出そうとしてる自分もいます。初めて在宅介護される時の心構えなど何でもいいです。教えてください。
回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
経験者として一言。在宅で頑張ってみようと思うあなたは鬼嫁なんかじゃないですよ。 ご苦労も多いと思いますが、頑張りすぎないで頑張ってください。でもきっと最初は必要以上に力を入れてしまうと思います。それでは体も心も、もちませんよ。いいかげん(好い加減)がいいですよ。自身が仰るように、デイやショートをめいいっぱい使って、”いいかげん”な介護を目指してください。 私は頑張りすぎて、何度も壊れました。「もう逃げたい? 助けて?」叫びながら、10年在宅を続けちゃいました。 多くの人の手を借り、励ましても頂き、そのうち”いいかげん”が上手くなりましたよ。大変でしょうが、お体に気をつけて、ご自分も大事にしましょう。
◆Q :
お返事ありがとうございます。何事もやってみなきゃわからないですよね。頑張らず抱え込まずをモットーにやってみます。(同居もしたことないのにいきなり介護なんで・・。)これから先色々あると思いますが又その時は助言お願いします。それにしても10年も介護をやられていたとは・・頭がさがります。
◆A2 :
ご苦労様です。医療も介護も年々厳しくなり、入院させっぱなし、預けっ放しっていうのがままならなくなっていますね。じたばたして逃げ回っているよりも、ある意味潔いかもしれません。少しでも早いほうが、お互い体力も気力もあるわけですし。それにしても、ご主人が単身赴任のうえではなおさらご立派! 最初はやはり頑張りすぎちゃう。心配が多々・・これも何かのご縁。縁あって、介護する側・される側で出会ったのです。他人でも濃厚な関係ですから大切にしたいですね。もう1つ、完璧を目指さないことです。適当、てきとー、てきとー、それで良いんですよ。きっと介護は長丁場。のんびりゆっくり、のほほ〜んといけたらいいなあ。思ってるだけでカリカリしている私ですが、一緒にいると不思議と落ち着く、変な関係です。我が家は結婚以来、20年が介護と共に過ぎました。年々、エンジンがパワーアップしている自分が怖いこのごろです。もう今がマックス そのうちエンストしてしまいそう。まあこのサイトに出会えたお陰で、精神的には随分癒されました。以後よろしくね。
◆Q :
ありがとうございます。頭ではわかってるけど・・て事ありますよね。私は性格的に完璧主義になりがちなので気をつけたいと思います。子供は息子が二人(19才と中1)いるのですが、あてにはならず、娘は県外に今春から就職が決まり、あてがはずれ私一人で先の長い介護に不安になって書き込みをした次第です。でもケアマネさんもソーシャルワーカーさんもとてもいい方で、本当にありがたいです。介護保険もこの先変わるみたいですが、あまり先まで考えず日々の生活を何とかやっていこうと思います。
◆Q :
いよいよ今月から在宅が始まり今はショートに行っています。やっと一息ついてるところです。やはり、日にちが進むに連れ私の気持ちもブルーになり、ショートに行く朝に、義母が色々言ってきたので怒ってしまいました。たった一月足らずで恥ずかしい話なんですが・・・。この間、義姉が旦那さんと家に来てくれて義母はうれしそうでしたが、私は複雑な気持ちでした。なぜなら介護が必要になるまで、義母はこの娘夫婦と同居していて、一人で歩けなくなったら面倒みれないと。その時は私も子供も小さくてアパート住まいだったので、同居は無理で療養病院にお世話になることになったのです。義姉の子供が小さい時、働きたいからと義母と住んで、子供の世話をしてもらいさんざんこき使っておきながら、動けなくなったらポイ捨て!入院してからもあまり見舞いも来ず、自分たちの生活を楽しんでいるようでした。私たちはというと、週に一度見舞いに行き、盆、正月、GWなどは義母を家に連れて帰り一緒の時間を過ごしてきました。心の狭い私は、そんなこんなで義姉に対しては腹がたつばかりなんです。夫は「いないもんだと思ってくれ」と言ってます。なんで私ばっかり・・。自由な義姉が羨ましいです。子供も成人していて時間もお金もあるのに・・。ありがとうの言葉なんかいらないからたまには義母を連れて帰って面倒見て!!
◆A1 :
私も同居する前は、たまにしか逢わない仲だったので、さほど姑の事が嫌でもなかったですが、同居して本心が分かったというか、声も聞くだけでも憎悪がこみ上げてくるくらい嫌なものでした。義理の姉さんも、きっと見えないところでは、同居している時に嫌な思いもしてきたことでしょう。肩身の狭い思いも。だから義理姉さんの気持ちも分からなくはないです。 かといってあなたが全部がんばる必要もまったくないと思います。皆さんが言われるように肩の力を抜いて、無リなく出来ることを出来るだけでいいと思います。ショートステイも慣れれば日にちを増やしたり、いっぱいいっぱい利用できることは利用して、ケアマネさんにも、「大丈夫」などと言わずにまだまだ大変だとアピールしてほどほどに頑張ってください。市などもそうですが、こちらから強く言わなければそこそこにされてしまうので気をつけてください。ここにくる皆さんもそうですが、応援しています。
◆Q :
ありがとうございます。なかなか義姉の気持ちまで分かろうとはできませんが、前向きにいこうと思います。ここのサイトには、私よりもっともっと大変な人達が頑張ってるんですもんね。自分の器の小ささに嫌になります。また行きずまったらここに来ますのでよろしくお願いします。
◆A1 :
いよいよスタートしたのですね。どうしていらっしゃるかと思っていました。ショートの間ゆっくり休んでくださいね。 みんな介護するものは同じような経験をしているんですよ。義姉さんへの思い、よ〜く分かります。私も、義妹に対し同じような感情を持っていたこともありました。義母と義妹は、とても仲良し親子でした。子供が小さかった頃、私に子供を預けて二人でよく出かけていました。でも嫁としては文句も言えず、仲良しで、羨ましくさえ思っていました。その彼女が、介護が始まったとたん、足が遠のいていきました。糞尿まみれで介護している最中、「何故私だけ?」彼女の顔が目に浮かび、何度も涙しました。でも結局やるしかなかったんです。なんと思おうが、目の前に次々に起こってくる介護の現実から逃れられないんですから。そのころ主人が、あなたのご主人と同じ事を言いました。「妹はいないものと思ってくれ」。そして、10年たってしまいました。でも、今は妹を恨んだり羨ましく思ったりしていません。きっと介護戦争が終わりに近づき、私自身ゆとりも持てるようになったからかも。 これからまだまだ大変なのかもしれませんね。私は逃げられなかったけど、逃げ道は幾つもあると思いますよ。頑張りすぎないで!! 応援してます。
◆Q :
ありがとうございます。私にも、あなたのように思える日が来るのでしょうか?人を恨んだり羨ましく思わない日が来るといいな。きっと年月がそうしてくれるのでしょうね。気にかけていただき本当にありがとうございました。
◆A3 :
あまりにも私と状況が似ているので思わずレスしてしまいました。 私も、パーキンソン病に大腿骨骨折で要介護4になった義母を引き取り介護しています。当時主人は単身赴任中でした。 それまでは、主人と義父(主人の実父)との折り合いがあまり良くなく、どちらかと言うと疎遠な関係でした。この辺は鬼嫁さんと違う所ですね。 それに比べ、義姉夫婦は子供もおらず義兄の両親は他界していることから、義父母とは仲がよく、一緒に何度も海外旅行に行く関係でした。 ところが、4年前に義父が他界、同時期に義母が大腿骨を骨折して要介護状態になったとき態度が豹変、「今まで長男らしい事を何もしてこなかったのだから、介護はそっちでやるべきだ」という話になったのです。 すったもんだのあげく、結局うちで義母を引き取ることになりました。 ちなみに義父母と義姉夫婦は関東圏、うちは東北地方に住んでいます。狭いマンション住まいだったので義母の部屋がとれず、それまで築いた人間関係を捨てて、賃貸一戸建てに引越しました。最初の1年間は地獄でした。 デイケア週2回、仕事を持っていますのでヘルパーさんに週3?4回入って貰っていましたが、ショートには頑として行かず、自分の時間が全くとれないことがものすごいストレスでした。 身体障害者認定の申請に訪れた区役所の窓口で突然泣き出してしまい、たまたまいらしたカウンセラーの方に急遽カウンセリングをしていただいたこともあります。 それでも時間を重ねるにつれ、少しずつ介護にも慣れ、手抜きも上手になりました。 私の場合、子供はもう成人していましたので、いろいろ助けられることがたくさんありました。長男はヘルパー2級の資格を取りましたし、長女は時間の許すかぎり家事を手伝ってくれます。 それに引き換え主人は。。。まあ、精神的な支えとでもしておきますか。 私も義姉はいないものだと思っています。口では「手伝えることは何でも言ってね」と言いますが、来て、義母の話相手をして、私の作った食事を食べて帰っていくだけ。かえって疲れます。 他人だと思ってあてにしない、これが一番です。 鬼嫁さんは決して器の小さい人間ではありません。 介護は辛いものだけれど、あえて取り組もうとしている姿勢はすばらしいと思います。 今まではロム専門で、皆さんの壮絶な介護体験に、私なんてまだまだ甘いと思いレスしませんでしたが、あまりにも似ている鬼嫁さんを応援したくなってレスしました。 お互い上手に手抜きして、適当に介護しましょうね。
◆Q :
ありがとうございます。同じような境遇の人っているんですね。心強いです!私の周りには幸せな事に元気な親を持っている人達ばかりで介護なんてしている人は皆無です。だから本当にうれしかったです。アパートから新築の家を建築中に義母が入院し、去年同居を決めてから手狭だった家から郊外の広い中古の家に引越ししたんです。築8年足らずの家を変わるのはもったいないし残念でしたがいたしかたありません。先の事なんて誰にもわからないですもんね。今日はショートから無事戻りいつもと変わりなくほっと一安心。私もリフレッシュでき優しく接する事ができ良かったです。ぐみさんはショート利用出来なくて大変でしたね。私もこれがなかったらやっていけないと思います。寒くなってきましたので皆様お身体を大事になさってください。