No.24574 迫り来る親の老後について、兄弟でどのように話せばいいのか。

質問(相談内容)
■ Q:
介護とは直接関係ありませんが、教えてください。 私には60代後半の両親がいて、今は二人とも健康ですが、老後が一歩ずつ近づいています。現在、長男の兄(既婚)は親と別居していて、長女の私(独身)は海外に永住しています。これまでは両親の老後の暮らしについて、家族で面と向かって話し合ってきませんでした。実際に話し合う前に、みなさんに教えてほしいことがあります。 (1)両親の老後の希望について、うまく本音を聞きだすいい方法はありますか?みなさんの経験では、どんな風に話を切り出しましたか? (2)もし、あなたが兄や義姉の立場なら、私に両親との同居を期待しますか? (3)みなさんと親御さんは、どのような老後の計画を立て、どんな手順で進めていますか? みなさんの経験談やご意見をお待ちしています。

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1:
 (1)本音を言いそうもないご両親なのですね。なんとなくあなたはご両親の本音をわかっていらっしゃるようにも思えますが・・・。切り出し方はどうでも、あきらめずとことん話し会われることがよいのでは?どうしたら本音を言うのかあるいは本音に気づけるのか、ご両親を知るあなた以外にいい方法が分かる人はいないのかもしれませんよ。
 (2)これもお兄さんお姉さんを知らず、あなたを知らぬものには答えられない。一般的には、信頼の置ける兄弟がいるならお願いしたいと思いますよねー。きっと。
 (3)計画はそのお宅によりまったく異なります。私なら、みんなで老後の話をする。とにかくお金をためる。お兄さんに、介護が必要になるケースと、その大変さを教える。お金をできる限り仕送りする約束をし、お兄さんにご両親をお願いする。です。ただ、お兄さんがちょっと問題ありと思えば、自らが帰国し面倒を見る準備をする。  

◆A2:
私の場合はなにげない会話の流れの中で、友人が親と同居を始めたとか、親戚が病気で倒れたとかという例を取り上げ、それとなく本音を聞いてみたと思います。お兄さんやお義姉さんの考えも、ご両親が健在な今のうちに確かめておく必要がありますね。あらたまって聞くのにためらいがあるなら、軽いノリでそれとなく聞いてはどうですか。老後の計画については、父や母が何歳でどんな状態になるかが決まらなければ、計画を立てる意味がない、というのが私の考えです。とりあえずは、両親や兄妹の気持ちや希望の確認だけでも十分ではないでしょうか。 我が家では、その時々で臨機応変に対応し、家族それぞれができることを分担して協力することにしています。

◆Q :
的確なご意見やお気遣いをありがとうございます。 両親の老後はまだ先のことと、話の核心を避けてきたことも、家族とのコミュニケーションが足りなかったことを反省しています。いつまでも問題を先送りにできないし、両親が元気な今のうちに本音で話し合う機会をたびたび持とうと思います。

◆A3:
親の本音は、中々聞き出せないと思いますが、兄弟が揃った所で常に言ってもらうのが一番です。誰か一人に言ったりすると、それが、片方に都合の良い事とかがあると、「今までそんな事を聞いた事がないそれは、お前が言わせてる」となりますので、くれぐれもお気をつけ下さいね。私はそれで痛い目にあいました。忠告です。

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