No.24465 特養入所の父が夜間身体的拘束されている。

質問(相談内容)
■ Q:
要介護4の父は、特別養護老人ホームに入っています。この前、面会に行った時にわかったことなんですが、夜ベットから、落ちたという理由で、寝るときにベッドでひもにくくりつけられていることがわかりました。抗議すると「転落してケガでしたら大変だから」「他の家族の方は何も言いませんよ」と言われました。どうも、納得がいかないのですが、こういうことはよくあるこのなのでしょうか?

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
よくあるかどうかは、何を基準にしていいのかわかりませんが、そういった施設が摘発されたニュースが流れていますね、家族が施設に言いくるめられてしまうことも含めて、そういった実態は耳にします。してはいけないことになっています。必要とは到底いえません。

◆A2:
そうです。全国的に身体拘束を無くしていく方向なのですから、かならず、説明と承諾書が必要です。施設側に確認取るべきです。

◆A3:
確かに、身体拘束が必要な場合もあります。 今は、全国的に廃止の方向ですが、ご本人の安全のために 必要な拘束もあります。 但し、ご家族に対する説明と同意が必要です。
今回、ベッドから落ちる・・と言う理由だそうですが、お父様は認知症がありますか? ベッド柵を乗り越えたりする身体能力はありますか? うちの法人ではまず、ベッドから転落の危険のある利用者さんには 低いベッドに交換して、床にマットを敷き、万が一転落した時に怪我をしないような対策を取ります。 (ただし、自分でベッドから起きてトイレへ行く方などはこの方法は適用しません) そのほか、ベッド柵を4本にする、床に畳を敷き布団で寝ていただくなど、 紐でくくるという行為に至るまでに、何度も会議を開き 色々と対応します。
家族さんや本人の意向も取り入れながら会議は進められます。 今まで、紐でくくる・・と言う拘束はしたことがありません。 他の方が何も言わない・・と言う問題ではないと思います。 抗議ではなく、話し合いという形で、施設に相談されてはいかがですか? 転落⇒拘束へでは、かなり短絡的だと思いますし 家族さんに説明がないのもおかしいと思いますよ。

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