No.24413 認知症気味な母と同居を決意。しかし、リフォームや飼い犬の件で勝手な意見を言い出して・・。

質問(相談内容)
■ Q:
この度、認知症気味の実母が心配で、我が家をリフォームし同居することになりました。必ず最後まで面倒をみようと決意しつつも めまぐるしく変わる母の気分に振り回されて、同居前からダウンしそうです。 「あなたたちにすべて任せるからよろしくね。」と涙ぐんで言ってた昨日から一変、「犬(我が家で飼ってるミニチュアダックス)はやだから捨てな。」から始まりものすごいリーダーシップでリフォームの指示。冷静になだめて説得してますが、やはり、この手の介護は一筋縄では行かないですね〜。 心に留めず聞き流すべきと思っても、実の母だけに言うことをきいてあげたいと思ってしまいます。 これからたくさんたくさんみなさんに愚痴を聞いてもらうかもしれません。たいした相談じゃないけれど心の支えにこちらに来させていただいてもいいでしょうか?

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1:
リフォームは 介護保険を上手に使い、ケアマネさん、リハビリの先生などと連務できるリフォーム工事業者に依頼して下さいね。わが家も、リハビリ(鍼灸師)の先生のおかげで、7年前は寝たきりだった母が、背もたれがないイスに座れる、支えがあれば立てるところまできています。歩けるようになれば、リフォームが必要です。リフォーム代はかかりますが、なる日が楽しみです。
<「犬(我が家で飼ってるミニチュアダックス)はやだから捨てな。」
<実の母だけに言うことをきいてあげたいと思ってしまいます。
言われて、犬を里子?に出してしまわれたんでしょうか、もしそうだと淋しいですよね m(_ _)m。

◆A2:
ワンチャンを里子に出すのはもう少し様子を見てからでもいいのでは?それとも、もともと犬嫌いでいらっしゃる? ダックスですから室内飼育ですよね。居住スペースを限ったらどうでしょう。案外癒してくれるかもしれませんよ。 生涯飼育は基本です(当然その上での気持ちの揺れなんでしょうが)関係の悪化が表面化するまでは、様子を見ながら共存の道を探してはいかがでしょうか? 鳴き声に反発されるかもしれませんから、その場合は躾を再度しっかり行う(屋内外に設置するタイプの無駄吠え防止機器もあります。)もし、「吠えないように手術を・・」と考えられる場合はワンチャンを里子に出すべきということになりますが。 認知症の場合は自分の意見が必ずしも毎回同じ、とは限りませんから、静観し、工夫した上で「無理だ(犬の精神面も考えて)」と判断されるなら、里親探しを始めたらいいと思います。お母様の言うようにワンチャンを里子に出してしまったら、ご自分の心の拠り所がなくなってしまうのでは? 犬からアルファ波が出て飼い主を癒す効果があるそうですから。。もう少し頑張ってみてほしいと思います。 ちなみに私は犬とウサギと猫を飼っています。犬とウサギは義母が認知症になる前から飼っていますが、猫は「介護が大変になると、きっと猫を飼おうという心のゆとりがなくなってしまうかも」とあえて介護が始まる少し前に飼いました。うちは1戸建てですので、いぬ(戸外)うさぎ(ダイニング)、猫(2階)とそれぞれ行動範囲を区切っています。認知症に「拒否」は禁物だけど、「工夫」は必要と思います。 折衷案を考えてみてくださいね。

◆Q :
まだ介護認定を受けてないので、とりあえずは母の部屋の増築です。きっと、これから介護保険をつかってのリフォームもありますね。ねたきりのお母様が立てるまで回復とはすごい!がんばったんですね。(義母が)ねたきりのほうが楽になったと思ってしまった自分がはずかしいなあ。犬は大丈夫ですよ! 他のことはきいてあげたいと思っても、犬だけは譲れません。子供の教育上、最後まで責任もって飼わなくちゃだし。そもそも、この犬を子供にプレゼントしたのは母なのに。 昔から衝動飼いして、うるさくなったら捨てる、のくりかえしだったから慣れてますが、小さいころはショックでした。同居して留守中に捨てられる(あげるではなく捨てるんです)と困るので、母と犬は必ず区切ります。犬だけでなく、家族とも上手に暮らせなかった自分本位な母。それでも、確実に呆けちゃう前に側にいて、早めに受診させたい、とおもってます。また、相談させてくださいね。

◆A2:
よかったぁ〜ワンチャンの件はなんとかなりそうですね。これからお母様のお部屋の増築なのですね。 可能なら、寝室とお母様用のリビングを小さくてもいいので用意できたら、と思います。本当は「お母様用のリビング」ではなく「お母様以外の家族だけのリビング」がいいんですが。 お母様の行動にお子様やご主人に対して厳しい気持ちになった時に同じ空間にいるのはとてもツライです。とくに子供さんは「病気を理解できてもガマンできない」場合がありますし、お友達を連れてくる時もあります。そんな時に「自室」以外でもテレビを見たり歓談できるスペースは小さくても絶対必要だ、と私自身が義母の介護をとおして感じました。うちは幸いリビング的な空間が3箇所(それぞれは4畳くらいで狭いのですが)ありましたので、義母の行動に耐えられなくなった時などには「速やかにそちらに移らせる」ようにして「オバアチャンなんかがいるから!」という感情をなるべく起こさせないようにしました。義母の部屋も和室の前の廊下(でも広い)から玄関までの部分をオープンだった物を壁とドアで区切り、畳を敷いて義母のリビングにしました。元気なうちは2箇所のリビングを行ったりきたりしていましたが、自力歩行できなくなったり排泄のコントロールが出来なくなってからは義母のリビングで過ごし、私たちがそこを訪れる(ていうか介護しに。。なんですが)ようになりました。複数のリビングを持つことは経済的、スペース的にも難しいと思いますが、長くかかる介護を考えると決して無駄にはならないと思います。あと、ワンチャンにおかあさまが接する時は(機嫌が良くても)目を離さないほうがいいと思います。なんでも食べさせようとするので(チョコレートや玉ねぎが中毒を起こすといってもわからない)。共有部分と専有部分を上手く使い分けて、精神面の負担を少しでも減らしてくださいね

◆Q :
なるほど、「母以外のリビング」ですね。設けてみたいと思います。台所も小さいのをつけようと思って。なにせ神経質で、仕切り屋の母なので、ご心配戴いた通り中学生の二人と小2の子供が心配。今年他界した義母とずっと同居だったので、核家族育ちのお子さんよりは、少し構えはないみたいですが。 私よりどっしりとした子供たち。義母のおむつもときには換え、旅行にいけなくても「しかたないじゃ〜ん」と笑ってくれました。 それでも、ねたきりの義母と認知症の母ではまるきり違うので、また相談にかけこませてもらいますね! なんだか暗雲たちこめた私の心が晴れるアドバイスありがとう。 私の聞きたかったことはこれだったのだーと言う感じです。

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