No.24380 脳梗塞後遺症で完全失語症の父に希望をもたせてあげるには。
質問(相談内容)
■ Q :
完全失語症となって7年になる父を、母と私(同居)とで在宅介護しています。肝臓がんを発症しています。父はもともと口数が少なく穏やかで、なんでも自分でする人でしたが、脳こうそくを患い、失語症と右手に少々の麻痺が残ったことから、母の過干渉が始まりました。自分でできることは自分でやらせたほうがいいと、私は母に言い続けてきましたが、どう話しても「やってあげて何が悪いの」と怒り、わかってもらえませんでした。ある程度は、私に怒られるからといって私の前ではやらなくなりましたが。そのうちに、父が母に対してキレるようになりました。機嫌が悪いと食後に服用する薬を母に向かって投げつけたり、母親が声をかけたり手を出したりすると、言葉がまったく話せないので「ン”?!!!!」とか「イ”?!!!!」などと叫ぶのです。最近では体力がだいぶ衰え、以前にも益して不機嫌になっています。それでも父は、私の自己流のリハビリだけは受けてくれます。怒りをため込んでいるかの父ですが、その理由のひとつとして、希望を失ってしまったということがあるのではないでしょうか。本当は希望を持ちたいのに。そんな父に「希望」と「心の平安」を与えてあげたいのです。以前のように父の笑顔を取り戻したいのです。何かいい方法を教えていただけないでしょうか。どうかよろしくお願いいたします。
回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
男性が脳梗塞により麻痺や失語症が残ってしまった場合、やる気をなくしてしまう方が多いように思います。お父様の本当の気持ちはわかりませんが、お母様にキレるとういうのはもしかしたら「過干渉」への拒否もあるかもしれません。ただ、お母様は「何とかしてあげたい」という気持ちから行っていることなので、むやみに注意するのも今は逆効果のように思います。(良い事をしているのにどうしていけないの?という気持ちがあるため理解してもらえない)現在、介護サービスは利用してますか?出来るだけお父様を外に出してお母様と離れる時間を作ったほうが良いとおもいます。
りゅうさんの自己流リハビリには取り組んでいただけているようなので、リハビリに対しての意欲はあるのだと思います。「自分でできることを増やす」ことが希望への一歩に繋がると思います。
失語症も地道なリハビリや家族の協力によって多少言葉が戻ったり、表現ができるようになるかもしれません。(実際少し言葉が戻った方もいます)まずは、家族が「希望」を捨てないことが大事ですよ。頑張って!
◆A2 :
笑顔を取り戻したいという気持ちよく分かります。お父様は失語症を患われてしまったと思いますが、ご自分の意志をしっかり持たれていると思います。言葉に出したいのに出せなくて苦しんでいるかも知れません。笑顔を取り戻すためには?ということですが、現在のお父様でもできるような趣味や生きがいを何か見つけてあげる手助けしてあげると良いのではないかと思います。あくまでも私の意見なので、正しいかどうかは分かりませんが少しでも役に立てばと思い、書き込みをしてみました。
◆A3 :
お父様がお幾つなのか分かりませんが、昔何か趣味とか、あった方なのでしたらその趣味を探してみるのも良いかもしれませんね。それと、お母様とやはり少し離れてみる事が、お父様にとっても、又、お母様にも良い事かも知れないですね。お母様にも他の後遺症(麻痺のある方のリハビリ等)のある方々を見ていただくと言うのはどうでしょう?お母様が「やってあげて何が悪い。」と言われるようですが、使わなくなった筋肉はどんどん衰えていく、と言う事を分かってもらわなければならないと思います。私の勤めているところに来られている利用者で、笑顔のない方が来られたときは、職員一同帰られるまでに絶対に笑わそうね。なんて、競い合ったりしています。
◆A4 :
私の母は難病のため全く手も足も動かなくなり元気な時の趣味が何一つできなくなってしまいました。「死にたい死にたい」という母に笑顔を取り戻そうと思っても何も思いつかずに、長いこと私も悩みました。今でもずっと悩んではいるのですが、そんな中で思いついたささやかなことは落語のCDと、朗読CDです。本を読むことが好きだった母には好評でした。それから、落語の講演会にも連れていきます。楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるのだと聞いたことがあります。他の人が皆笑っているの聞いているとつられて笑いたくなることもありますよ。希望とまではいかないささやかな楽しみではありますがこんなことはどうでしょう?今はリハビリを取り上げたTV番組も多く、そこではリハビリでいかに回復することができるかをやっていますので、そういう番組を見せて希望を持たせてあげたりできないでしょか。TVでは脳梗塞の後遺症で手足が不自由になった人が
最初は拒んでいたけれど、昔好きだった絵を描くことを始め、施設で個展を開くことを夢見、実現したということでした。お父様は私の母に比べたら何でもできます。頑張ってください
◆A5 :
お父様の右手がご不自由とのことですが、どの位動くでしょうか?適当かどうか解りませんが、りゅうさんが使われているパソコンの前に座ってもらい、キーを叩くことは無理でしょうか?意思の疎通が少しでも出来たら希望が見えるのではないでしょうか?