No.24365 父親の症状について?認知症・または老人性うつ病かどうか?

質問(相談内容)
■ Q :
介護までには至っていないのですが、父親の最近の言動がおかしくなったので、認知症の初期、または老人性うつなどの病気ではないかと心配しています。どうかアドバイスお願いします。父は、現在72歳です。母とは10歳年が離れています。父は、昔から、相当わがままで、ひねくれた性格の持ち主で、家庭内暴力気質を多少なりとも持っています。友達がおらず、いとこや兄弟全員とも縁が切れているような状態です。たまに、銀行などで誰かとしゃべる機会があれば、こちらが聞いていて恥ずかしくなるような自慢話を意気揚々と喋り捲ります。また差別意識が強く、自分より劣っていると見切った人に対しては最悪な態度をとります。昔から、「しょうゆの位置がなってない。」などと些細なことで何時間もネチネチと怒鳴る癖がありました。それがもう、何かに憑かれたように、顔を真っ赤にして、公共の場であれなんであれ怒鳴りちらしていました。その癖が、最近では回数が増え、一日に数十回もドカーンと切れては、とにかく意地悪い言動を、繰り返し母と私に浴びせます。そのせいで母も私もほとんどノイローゼです。私が一人暮らしの家で自炊をすれば、「キチガイみたいな自炊しやがって」となります。「埃が出るから窓を開けろ。」と怒鳴り散らした一時間後に、「キチガイみたいに窓を開けるな。」と言動がひっくり返っています。一番怖かったのは、私の部屋に来たとき、箪笥や押入れや衣装ケースを開けまくり、何かを探していたこと。何を見つけたかったのか知りませんが、別段何も落ち度がないことわかると、なぜか逆に不機嫌になります。被害妄想気が強く、母と私で買い物に行くと「何を買った。」「何をしゃべっていた。」と怒鳴ります。私が「お母さんいる?」と電話で聞くと、「お母さんお母さんや言うて、おまえらは二人で何をしゃべってるんや。」となってしまいます。こちとら、もう電話も買い物も行けません。また、最近家の電話にノイズが入ることと、父が、私と母が電話でしゃべったことを知っていることなどを考えると、家の電話に盗聴器が仕かけられているのではないかと思えます(思い過ごしであることを祈ります)。精神病でしょうか?性格でしょうか?それとも老人性うつや認知症の初期段階の症状なのでしょうか?(父方の祖母はアルツハイマーで亡くなりました)私は最近ずっとカウンセリングを父に受けさせたいと思っているのですが、古い人間なので、「精神病院」と聞くとたぶんまた怒り出すと思うのです。それに、母がおびえているので、何も言い出せません。本人に病院にいくことを上手く納得させるような手段はないでしょうか?私は今25歳で、一人暮らしですが、義兄・義姉(母親が違います)は二人とも40歳を超えているのに、父親を心配しようともせず、見放している状態です。母親も、疲れ果てて突然眠ったりします。誰も頼りになる人がいません。
< 父の性格をまとめてみます。>
1、異常なほど、人に固執します。(例えば、別々に暮らしている私の就 
  寝・起床時間を指定するなど。)まるで、私の人生を自分が生きているようです。
2、憑かれたように、猛烈に怒鳴りちらす。(例えば、買い物先のダイエー で、私のお尻がでかいと言って、人目を気にせず怒鳴り散らすので、そこにいた人全員がずっと驚いていました。)
3、意地悪い言動をわざと言う。(特に「キチガイ」という言葉を何度も使うようです。
4、わがままで、何でも、誰もが、自分のためにすんなり動いてくれると信じきっている。頭の悪い王様のよう。(だから悪徳商法にすっかり騙されます。)
5、自分以外の人間を物だと思っている。
6、自分の気持ち(心)を考えたことがないので、人の気持ちもわからない。
7、プライド異常に高く、虚栄心も異常に高い。差別意識が激しい。
8、性的なことに対しては異常なほど敏感に反応する。(例えば義姉が少し肩を出した服を着ていたとき、烈火のごとく怒鳴り散らしました。また、私の胸が発達してきたときも、なぜか怒鳴り散らしていました。また、本人は見えていないと思っているのか、私の前でAVを見ていることがよくありました。)
9、人見知りで、趣味がない。
10、明らかに、生産性のないものを買う。(例えばキーボードも打てないのに、突然三台の画面がついたDELパソコンを購入し、突然デイトレードを始めると言う。)
長文・駄文となってしまいましたが、どうか、認知症老人うつ病に、父のような症状があるかだけでもよいので、何か教えてください。なんでもよいので、アドバイスをください。お願いします。

回答(相談内容に対する回答とお礼)
◆A1 :
父と似ています。父も、もともと「学歴などへのこだわり」が強く、人を卑下することが多かったです。夕食時なども「そんなことでは会社ではやっていけない」と「生活の基準が会社」という変な基準があったりしました。我が家の倍は現在アルツハイマーです。一時期は 攻撃度が高く、母に「殺してやる」と掴みかかったりしました。幸い「定期健診」と「市立病院の内科」を受診し、アルツと判断され、アリセプトを処方され効果がありました。発症して5年ですが、攻撃度は弱まり、短期記憶の欠落はあるものの、なんとか母と生活しています。年齢的に「病気にならないために病院へ行く」ということの通じる年代だと思うのですが。認知症的な内容は本人の前ではいえませんから、日常の状況(以前と変わったのか。またはずっとなのか)、主だった認知症状を紙に項目別に記載して病院の受付で「デリケートな内容なので本人には告知しないで」と話して担当医に渡してもらっては?私は義母の時(多発性脳梗塞による認知症)そういう風にしました。自分と同じ認知症の行動をしている人をみて「かわいそうに、ボケて。。「私はボケなくて良かった」と言いました。自分の行動がおかしいとは微塵も考えないようです。でも客観的に見ると「ボケた状況」と理解できるようです。コレはアルツ父も同じ。お互いを「むこうはボケて。。オマエもたいへんやな」って言いました。ハリセンで「おまえもじゃ」ってツッコミたかったですよ(笑)病気の判断は、やはり専門医でないと難しいと聞きます。また、100人居れば100通りの症状なので。。。もし、定期健診を受けてくれないなど「困った状況」の時など、役所から通知が来た様に振舞うのもいいと思います。
私は、文書作成しました(偽造。。。になるのかわからないけど)

◆Q :
友人にベラベラしゃべるわけにもいかず、家族内でも孤軍奮闘していたので、すごく助かりました。同じような症状の方がいるのだなと思って、本当に励みになったです。父はかなりの病院嫌いなのですが、その役所からの「定期健診通知」早速やってみます!!アルツハイマーは大変ですね。小さいころ、祖母のアルツハイマー介護をよく近くで見ていたので、なんとなく解ります。「あんただれや?」と聞かれて、よく傷つきました。がんばってください!!私もがんばります!!

◆A2 :[あかしや]
私70歳です。お父さんと同年代ですが、こういう人がこの年代では多いです。ミエ。自分が一番。家族を怒る。全部当たります。主人が75歳ですが、静かな人ですので、友達の中に同じ症状の人が居ますよ。しかしそれがアルツハイマーかは分かりません。少なくてもウツではないようですね。内科の医者が一番ですね。地域の人間ドックも来ますので、それとなく話してください。又民生委員にも話してみてもいいと思いますすべては本人に秘密にしてください。A1さんが書いておられるように、良い薬が有ると思います最近こうした薬は多く出ております。

◆Q :
父と同じ年代の方とお話ができるなんて、光栄です!!このサイトに相談の書き込みをして本当によかったと思っています。ずっと一人で悩んでいたので、本当に心強いです。私が最近真剣に考えるようになってから、怯えるだけだった母もようやく考えるようになってくれるようになりました。母の考えでも、ウツではないのではないかということになりました。「昔からずっと、父はあんな性格だった。早く別れたら良かった。」という、強気の発言も聞かれるようになりました。良い薬も出ていると聞いて、本当にほっとしました。内科の先生に本人には内緒でそっと相談してみます。本当にありがとうございます!!!!!

◆A3 :
ご心配ですね。大学病院等に「老年科」とういうような科はないですか?私の住んでいる地区の大学病院にあるので精神科や神経科に連れて行くことが難しそうな利用者には家族にそこをすすめます。子供には小児科があるように年寄りも老年科でいっぺんに看てもらえるからと本人には話します。するとだいたい「今かかっているからいいわ」といいますのでそこは家族に頑張ってもらって老人特有の病気もあるし検診のつもりでとか何とか...。お母様はまだお若いようですがもしお父様のみの受診が難しければお母様も一緒に受けられるといいかもしれません。事前に連絡できるようであれば事情を話しておくとよいですよ。

◆Q :
老年科、早速調べます!!やっと、長年の憂鬱な、暗い家族空間に希望が・・(涙)。今まで私は、父親が怖くて、直接本人に向かって行動していくことができなかったですが、これからはしっかりと行動して行こうと思います。希望をありがとう!!

◆A3 :
上手くいくとよいですね。私の父(ずいぶん前に亡くなりましたが)も仕事のストレスうつ病かいまではわかりませんが大変な時期がありました。今思えば、男性の更年期障害認知症のはじまりだったかもしれませんが、当時(17年くらい前)は私も母も知識がなく、特に母は看護職をしていたプライドからか精神科に父をつれていくことをせず、それはもう思い出したくないくらいつらい日々が続きました。結局、父は心臓発作で亡くなりましたが、母は「無理にでもパパを精神病院に連れて行けばよかったかな。パパもきっと辛かっただろうに私が世間体をきにしちゃったから」と後悔していました。今は精神科に連れて行かなくても受診しやすい環境が整っているんです。たとえお父様がその場は拒否されても、きっと感謝してくれるときがくるはずと信じて、根気よく受診を進めてみてください。受診しても直るわけでもないかもしれませんが、何もしなければ今のままですものね。私たちみたいにやらずに後悔するよりはいいと思います。

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